感動作でっせ。
「私の中のあなた」
11才のアナには、自分が生まれる前から白血病で苦しんでいる姉・ケイトがいた。
母のサラは、ケイトの治療のため、愛する家族のためなら当然と信じ、アナを何度も治療台に乗せてきた。
実は、アナはケイトのドナーとして、遺伝子操作でこの世に生まれてきたのだった。
そんなある日、アナは、自分の身は自分で守ると言い出し、両親を相手に訴訟を起こす‥‥。
いや~、泣いちゃいますよ。
公開初日の土曜日で、お客さんがギュッギュだったのでちょい泣きで耐えましたが。
ちょいでも泣いとるんかい!
いろんな立場の気持ちを考えさせられる作品ですね。
アナの気持ち、サラの気持ち、ケイトの気持ち、父親や兄、まわりの人間も気持ちも。
乱暴な言い方ですけど、ただ誰かが病気になって死んでいく作品とは、ちょっと一線を画している作品ですよ。
いや、それが悪いというわけではないんですけど。
よくある難病系の映画より、考えさせられることが多かった気がします。
アナ役のアビゲイル・ブレスリンは名子役ですね。
僕が作品を観たのは「幸せのレシピ」と「幸せの1ページ」だけなんですけど。
なんとまだ13才!
13才が、あんな絶妙な顔をできるんすな。
今後30年、いや50年は、ハリウッドは女優さんに困りませんね。
ええ、素人の勝手なタワゴトですけど。
そして最後には、アナが起こした訴訟の、意外な真実が‥‥
ああ!言えない!言わない!
中盤くらいまでは、ちょっと過去と現在を行ったり来たりしてややこしいところもありますが、観に行く人はみなさん頑張って付いていって下さい。
あと、ハンケチは必須!
☆こんな人におすすめ
・泣きたい人
・家族への気持ちを再確認したい
・よく水を吸うハンケチを持ってる