無秩序バイオレンスアクション物とでもいいましょうか。
「ドゥームズデイ」
2008年、イギリス北部・グラスゴーで突如発生した「死のウィルス」。
その感染の拡大を恐れた政府は、イングランドとスコットランドの間に巨大な壁を造って隔離し、北側の人間を見捨てた。
時は流れ2035年、根絶したはずのウィルスが再びイングランドに現れる。
すでに忘れ去られた地となった北側に、衛星写真で生存者がいることを確認した政府は、抗ウィルス剤があると判断。
女性隊員・エデン(ローラ・ミトラ)を隊長とした特殊部隊を送り込む。
しかし壁の向こうは、暴力が支配する無法地帯となっていたのだった‥‥。
「マッドマックス2」と「バイオハザード」シリーズをブレンドしたような作品でした。
世紀末的な設定は、僕は好きなんですよ。
北斗の拳世代ですから。
まぁ、世紀末って言っても、今や21世紀になっちゃいましたけど。
「バイオ~」や「エイリアン」なんかもそうなんですが、強い女性軍人ってカッコいいですよね。
立ち姿からして様になるというか。
これのヒロイン役のローラ・ミトラさんも、かなりエロ強そうなオーラを出しておりました。
僕のそういうヒロインのイメージは、迷彩パンツにタンクトップ。そしてノーブラ!
しかし、エデンはノーブラではなかったです。残念ながら。
そこも含め、もうちょっとサービスショットがあってもよかったかな~。おほほ。
ただ、アクションはド派手で楽しかったんですが、「目新しい」というよりかは、「なつかしい」風に思っちゃいましたね。
それこそ、荒野でのカーチェイスなんかは、マッドマックスを観ているようで。
相手もゾンビや何やじゃなくて、暴徒と化したとはいえ人間ですから。
そういう意味では、今までのバイオレンスアクション物と比べて突き抜けた何かはなかったかもです。
いや、それでもすごいアクションの連続だったんですけど。
個人的には、ちょっとグロ過ぎるシーンがいくつかあって、そこがしんどかったですね。
でも、先にも言いましたが、僕はこういう世界観は結構好きなんで。
ラストは続編が作れそうな空気でもあったので、もし次があったらきっと観に行っちゃいますな。
その時は、ぜひエデンはノーブ‥‥うん、やめとこう。
☆こんな人におすすめ
・世紀末系バイオレンスアクション物好き
・強い女っていいよネ
・グロいシーンも大丈夫な人