「X-MEN」の人気キャラの誕生秘話だそうな。


映画館を漂流中。-ウルヴァリン


「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」

子供の頃から、鋭い爪のような凶器が拳から飛び出すローガンは、成人し、兄ビクターと共に特殊部隊チームXにスカウトされる。

しかし、非人道的な任務をやらされるXに嫌気がさし、ローガンは部隊を出る。

数年後、カナダの山奥で女教師ケイラと静かに暮らす彼の元に、チームXの中心人物・ストライカーが現れる。

ストライカーは、チームを抜けて凶暴化したビクターを一緒に倒そうとローガンを誘うが‥‥。



年に何本かある、アメコミヒーロー物の実写映画ですな。

笑っちゃうくらいに物を壊しまくるアクションシーンは、派手好きな映画ファンも満足しちゃうでしょう。

武器である「爪」の使い方と見せ方がうまかったですね。

カッコ良かったです。

「インクレディブル・ハルク」なんかもそうなんですが、こういう哀愁のあるヒーローは僕は好きですね。

ただ正義感のみで悪に立ち向かうより、「何でもいいけど、オレには近寄るな!」的な。

そんな哀愁と力強さを持った孤高のヒーローを、ヒュー・ジャックマンが熱演しておりました。

いや~、ワイルド!


しかし、ウルヴァリンは幼い頃から爪が出る感じだったんですが、その秘密は描いてくれてませんでしたね。

他にもいろんな能力者がいたんですが、全部ひとくくりで「ミュータント」と呼んでまして。

いわゆる超能力者的なことなんでしょうが、それら全部を「生まれついての突然変異」で片付けるのは、さすがにちょっと乱暴なような。

って言うか、「X-MEN」シリーズ自体がそんな設定なんですかね?


実は、僕は「X-MEN」を全く知らずに観に行っちゃいまして。

もちろん前の映画も観てませんで。

先にDVDで観ておこうと思ったんですが、他の映画を観るつもりが満員で、つい時間的に都合の良かったこれを観ちゃったんですよね。

いや、ストーリー的には、なんら前作を知らなくても問題なかったんですが、やっぱりチョコチョコと後につながってそうなシーン(あくまで予想)もチラリホラリありまして。

「スタートレック」の時もそうでしたが、やっぱり本編を知ってた方が良かったかな~。


とはいえ、これだけ観ても十分楽しめるヒーローアクション大作ではあると思いますよ。

興味のある方は、ぜひ映画館のスクリーンでどうぞ。

そして時間のある人は、「X-MEN」を予習しておきましょう。



☆こんな人におすすめ

 ・X-MENファン

 ・ド派手アクション映画好き

 ・ヒュー・ジャックマンの胸板に飛び込みたい