ガレッジセールのゴリさん初監督主演作品です。


映画館を漂流中。-南の島のフリムン


「南の島のフリムン」

沖縄の養豚場で働く栄昇(ゴリ)は、60才のマサルや後輩のヒトシとつるんで、いつもバカなことばかりして遊んでいた。

30才独身の栄昇は、ある日入ったポールバーで、外人ダンサー・オレンジに一目惚れ。

後日、マサルとヒトシに後押しされてオレンジに告白に行ったが、そこに筋肉隆々の黒人アメリカ兵が現れた。

どうやら、彼もオレンジに気を寄せているらしい‥‥。



「フリムン」とは、沖縄の方言で「愛すべきバカ」のことらしいです。

その名の通り、フリムンたちが奮闘する、ゆったりまったりと観れる優しい映画でした。

沖縄が舞台ってだけで、僕はテンションが上がってしまいますから。

よくある沖縄の映画というと、だいたい海や自然がメインで映されているじゃないですか。

でも、この作品は沖縄の人(ゴリさん)が監督してるからか、沖縄の街並みや日常がメインで映されていて、それが逆に新鮮でしたね。


ヒロイン役のAKINAさんは、活発で気の強そうな沖縄女性を好演されていまして。

顔が井上真央さんと同じ系統ですね。違うっすか?

姉妹役なんかやると、無理なく見れそうで面白いかなと勝手に思っちゃいましたが。

それと、マサル役の照屋政雄さんは強烈な個性ですな。

後半は、出てくるだけでちょっと笑ってしまいました。

なんだあのオヤジは。

あと個人的には、チョイ役で出てきた夏川りみさんがツボでした。

いろんな映画に、あの役でちょいちょい出て欲しい‥‥。


気になったのは、ライバルの黒人兵役が、あのボビー・オロゴンさんでして。

確かに、格闘技経験があって体もものっすごいゴツイんですが、普段のキャラのイメージが強すぎですからねぇ。

すごみのある怖い役だったんですが、僕的にはあんまり入り込んで見れませんでした‥‥。


沖縄、いいっすね。

観てるとまた行きたくなってしまいました。

私をナハーに連れてって。

すんません、スキーに連れてってみたいに言っちゃいました。



☆こんな人におすすめ

 ・沖縄ゆったり映画好き

 ・金髪フェチ(多数出演)

 ・南の島以外のフリムンたちにも