あの有名な人形が実写映画化。


映画館を漂流中。-G.I.ジョー


「G.I.ジョー」

最凶のウイルス兵器「ナノマイト」。

元々はガン細胞を破壊するために開発されたウイルスだったが、兵器にすると全てを破壊する絶大な威力があることが判明。

しかもそれが、悪の武器商人「デストロ」の手によって、世界征服を企む組織「コブラ」の手に渡ってしまう。

そんな危機にアメリカ政府が送り込んだのが、世界中から集められたエリート兵士で構成され、強靱な肉体と最新鋭の兵器を駆使して戦う国際機密部隊「G.I.ジョー」だった。



いや~、楽しい!

何の迷いもないです。

ただカッコよくて、ただハラハラして、ただ爽快な。

そこが素晴らしく、かつそれだけの映画です。

個性的な武器もカッコ良かったし、それぞれの登場人物もキャラがあってカッコ良かったし、スピード感のあるアクションシーンもめちゃめちゃカッコ良かったですよ。


逆に、映画通と呼ばれる人たちが嫌いそうな映画ですね。

中身がないっちゃないですから。

感動も教訓も深みも、特に感じませんでしたので。

ストーリーも、ま~ベタですから。

ただ、2時間ず~っと楽しかったです。僕は。


しかし、またしてもおかしな日本が登場してましたね。

7-3、いや8ー2で中国の要素が勝ってる日本でした。

完全に少林寺の総本山がそびえてましたね。

まぁ、そこも笑いどころと思えばそれでいいんですけど。

でも、作ってる側は、本気で日本をあんなだと思ってるんやろうな‥‥。

もうちょっと勉強しましょうか、ハリウッドの人たち。映画で使うからには。


なんか含みのあるエンディングは嫌でした。

続編を臭わせているのか分かりませんが、どっちも行けそうな感じにしてまして。

個人的には、もうそのパターンはいらないと思うんですけどね。


戦争は映画の中だけで十分っす。

だからこそ、映画の中ではド派手でカッコ良いやつを見せてもらいたいですな。



☆こんな人におすすめ

 ・何も考えず、ただただスカッとしたい

 ・近未来戦争物好き

 ・キラースマイル=イ・ビョンホンファン