ディズニーおお家芸(?)、動物物CGアニメです。


映画館を漂流中。-ボルト

「ボルト」

ボルトは、好きな女の子・ペニーのためならスーパーパワーを発揮して、目からビームを出し、一吠えで軍隊を撃退するスーパードッグ。

しかしそれはテレビドラマ内の話。

ところが、ボルトはそれが真実だと信じ切っていた。

高視聴率を望むスタッフが、迫真の演技を引き出すため、外の現実世界のことを教えずに、スタジオの中だけで育てたのだ。

ある日、ひょんなことからボルトはスタジオの外へ飛び出してしまう。

そこには、厳しすぎる現実の世界が待っているのだった‥‥。



いや~、ボルトかわいい!

やっぱりCGアニメはこうでないと。

ボルトだけでなく、仲間の黒猫とハムスターもかわいくて。

特にハムスターなんかは、その愛らしい一挙手一投足に、まわりの女子から「かわいい~」の声が漏れ出ておりました。


キャラだけじゃなくて、ストーリーも良かったですよ。

設定が新しかったですね。

しかも、CGアニメならではのものでしたし。

挫折から立ち直ろうとするボルトを、手に汗握って応援してしまいました。


ちなみに、僕が観たのは2D・吹替版。

「アイスエイジ3」の時も書きましたが、僕はCGアニメ系なら吹き替えで観るのはアリだと思っている派です。

ボルトの声は、なんとあの名優・佐々木蔵之介さん。

ちょっとシブ過ぎね?とも思ったんですが、なんと本家はジョン・トラボルタだそうで。

それなら納得。

それに、子犬に見えても成犬ですから。大人っぽさを出したわけですな。

それと、黒猫役の江角マキコさんが、これまたハマッてまして。

場末のスナックのママのような(失礼)、セクシーだけどどこかスレた感じがすごく出ていました。

ハムスター役のきゃい~ん天野さんも含め、素敵なチョイスでございましたよ。


あと、最近流行りの3D版もありましたが、僕はあまり3Dとかの楽しみは映画には求めてないんですよね。

そうなっちゃうと、映画じゃない何かになってしまいそうな気がして。

お子さん連れならば、きっと喜ぶでしょうけど。

僕は通常版でも十分楽しめる作品だと思いました。


さすがディズニー。さすがピクサー。

家族でも楽しめる夏休み映画でございました。



☆こんな人におすすめ

 ・CGアニメに抵抗がなければぜひ

 ・子犬好き

 ・佐々木蔵之介さんの声シブイ!