インド発のカンフーコメディ映画です。
インド・デリーの繁華街の、小さな屋台で働いているシドゥ。
彼は、ついてない自分の人生を毎日嘆いていた。
ある日、中国のとある村から、北条というギャングから村を救う救世主を捜す使いがやってくる。
胡散臭い占い師のハシは、シドゥこそ中国の英雄・劉勝の生まれ変わりだと言い、シドゥはそれを信じて中国へ渡る‥‥。
まさか、インドがカンフーコメディ映画を作るとは‥‥。
意外なことに、ストーリーは初期のジャッキー映画を思わすような、王道のカンフー物でした。
ワイヤーアクションはちょっとぎこちない感じに見えましたが、それでも見応えありましたよ。
修行のシーンでは、「ベストキッド」を思わせたり。
いろんな映画の良いとこ取りですな。
ただ、僕は予告編でものっすごい興味を持って、楽しみにしてたんですが、思ってた感じとは違ってまして。
予告編の雰囲気では、歌あり踊りありのインド風おバカコメディだったんですが、実際に観たらコメディよりシリアスな部分の方が多くて。
がっつりコメディだった部分は、序盤の数十分だけだったかも。
そういう意味ではちょっと期待外れでしたね。
ハナからカンフー映画と思って観てたら、もっと違った感想だったでしょうけど。
あと、とにかく長かったです。
2時間半を超えてましたから。
まぁ、それを承知で行ったんですが。えへ。
序盤のテンポでグイグイ来られて、もっと短くまとまってた日にゃあ、もっと観やすくなってたかな~とか思ったり。
あ!ヒロイン役のディーピカー・パードゥコーンは(打ちにくい‥‥)は、べんらぼうに美人ですよ。
スーパーモデル出身なんですって。
インドでは「踊る彫刻」と呼ばれているそうな。
誉め言葉なの?それ。
2役なんですが、前髪を下ろしてる方が好みかな~。
とにかく、スクリーンに出てるときは、目が釘付けになってしまいました。
生で見たら引くくらい美人なんやろうな~‥‥。
何気に、インド映画を観たのは初めてかもです。
みんなでわ~っと踊るバカッぽいところ(悪口ではない)とかは好きですね。
今さらですが、「ムトゥ・踊るマハラジャ」観てみようかしら。
☆こんな人におすすめ
・インド映画マニア
・王道カンフー物好き
・ディーピカー・パードゥコーンを見てみたい!