韓国で実際にあった事件を基にして作られた映画だそうです。


映画館を漂流中。-チェイサー

元刑事で、今はデリバリーヘルスを経営しているジュンホ。

近頃、彼の元から、所属のデリヘル嬢が失踪する事件が相次ぎ、頭を悩ます。

ちょうどその頃、街では連続猟奇殺人事件が話題に。

その事件とデリヘル嬢の失踪が無関係ではないと睨んだジュンホは、デリヘル嬢・ミジンに探りを入れさせるが、なんと彼女まで行方不明になってしまう‥‥。



重いっすね~。

とにかく重かったです。

設定は面白いんですけどね。

いや、実際に起こった事件なら、面白いなんて言っちゃダメですか。

横にいたカップルの女性が見終わった後に、

「カップルで来る映画じゃないでしょ」

と軽くオカンムリでしたが、全くその通りだと思います。


でも、緊迫感という意味では終始満タンでした。

暗重いハラハラが好きな人はハマるかもです。

また犯人の男が腹立つんですよ。

ハラハラにイライラも加わりますな。

ハ・ジョンウさんが、冷淡な猟奇殺人犯を演じてらっしゃったのですが、作業のように淡々と人を殺すシーンなんかは、背筋が冷たくなりました。


しかし、どの国の映画でも、警察はボンクラに描かれるもんですね。

この作品でも、観ててかなりイライラしてしまいました。

規則がどうだ、上からの命令がどうだ、で解決から遠ざかる。みたいな。

実際の事件では、そういう風にならないようにお願いしたいもんです。


ちなみに、デカプリオの主演でリメイクが決定してるらしいです。

だとしたら、もうちょっと救いのある話にして欲しいっすね。



☆こんな人におすすめ

 ・重い話でも大丈夫

 ・サイコ系サスペンス好き

 ・彼氏・彼女と行かない人