非常に映画館の窓口のお姉ちゃんにタイトルが言いにくい作品です。

どうやら、実話を元にしているそうな。


映画館を漂流中。-おっぱいバレー


1979年、北九州市にある、ごく普通の公立の中学校。

そこに赴任してきた教師・美香子(綾瀬はるか)は、さっそく男子バレー部の顧問をまかされる。

しかし、部員たちは練習しないどころか、ルールすら良く分かっていない弱小チームだった。

美香子が練習を促しても、思春期まっさかりの彼らは、バレーより女性の裸のことで頭がいっぱい。

そんなある日、美香子は、「次の大会で1勝したら、おっぱいを見せる」という約束を無理矢理させられてしまう。

その日を境に、俄然やる気を出して練習に励む部員たち。

美香子は、彼らの成長に喜ぶ一方、本当におっぱいをだすことになったらどうしようと悩む‥‥。



設定が面白いですよね。

非常によく分かります。

中学生男子の、生のおっぱいを見たい、願わくば触れてみたいということに対する、執念にも似た情熱。

大人になっても、その時ほどではないにしろ、その気持ちは持ち続けてますから。ええ、そりゃあもう。

その気持ちを無理なく100%スポーツに向けるという、この逆転の発想。

いや、向いてるのか?

とにかくその熱さを、バカバカしくコミカルに描いている作品です。

ナイスおっぱい!


昭和50年代を舞台にしたっていうのがミソですな。

その頃の中学生の方が、今のよりも、おっぱいに対して熱かったでしょうから。

今はネットやなんやも普及してますし、その頃よりはおっぱいが氾濫してそうですもんね。

ただ、みんなのファッションやBGMも、もちろん全部その時代のだったんですが、主演の綾瀬さんだけがあまりその時代っぽく見えなかったんですよね。僕は。

今風の、ちょっと洋風な美人顔というのもありますが、「その頃に茶髪の教師いた?」とか気になったり。


あと、願わくば美香子先生をもうちょっとエロくして欲しかったです。

せっかくの隠れ巨乳(推測)なのに、全然露出もないし。

いや、出せとは言いませんが。

少しボーッとした役柄だったんで、おっぱいは見せたくないと言いつつも、無意識のうちに男子生徒を惑わすくらいあっても良かったんじゃないかと。

ピタッとしたTシャツを着て、ユサユサとランニングするとか。

綾瀬さんが主演の時点で、ラストがどんな結果にせよ画面におっぱいが出ないのは分かってますしね。

せめてその巨乳(あくまで推測)を、もっと有効に使って欲しかったです。

おっとすみません、おっぱいの話になると、つい熱くなってしまいました‥‥。


ラストもおバカに爽やかで、見た後にスッキリとする作品でした。

それにしても、この窓口で言いにくいタイトルだけは、何とかならんかったもんかと。

まあ、万が一に僕が名付けたとしても、「おっぱいバレー」にしたでしょうけどね‥‥。



☆こんな人におすすめ

 ・ちょいエロ馬鹿コメディ好き

 ・おっぱい好き

 ・窓口のお姉さんに、大きな声で「おっぱいバレー大人1枚!」と言える