07年に放送されて大反響を呼んだドキュメンタリー番組の映画化です。


映画館を漂流中。-余命1ヶ月の花嫁

ひょんなことから出会い、交際を始めた太郎(瑛太)と千恵(榮倉奈々)。

太郎は将来のことを真剣に考え、結婚も視野に入れていることを話す。

しかし、千恵は「今が楽しければいい」と言うだけ。

その答をあまり深く考えなかった太郎だが、ほどなくしてその言葉の意味を知ることになる。

千恵は、太郎と出会った直後に、自分が乳ガンであることを知り、それを太郎に隠していたのだ‥‥。



泣き殺されるかと思いました。

だから難病物は観たくなかったんですよね‥‥。

しかも、実話というのが1枚乗っかってますし。

でも、試写状をいただいてしまったので。

タダの誘惑には勝てんな~。

しかし、タイトルでオチを言っちゃってるのに泣かされるとは。

会場は女性客ばかりだったんですが、いたることろからすすり泣きが聞こえてきました。


瑛太さんが良い顔しよるんですよ。

何度泣かされたか。

千恵の父親役の柄本明さんが、これまた朴訥で良くて。

何度泣かされたか。

僕が男だからか、千恵の言動よりも、この2人にやられましたね。

瑛太さんは、ただでさえ男前なのに、この作品でさらに好感度上がりますよ。

どんだけモテる気やねん!


榮倉さんは超美人。

背が高い上にほっそいから、遠目になるとマチ針のようでした。

でも、派手な美人顔ではないので、憂いのあるこの役に合ったんでしょうね。

初期のロングの髪の時は、若干ズラッぽかったですが。

元々細いから無理だったんでしょうけど、病状が進行するにつれて、やつれられたりした日にゃあ、さらに追い打ちをかけられたでしょうな。


僕は影響されやすいので、こういう映画を観るたびに、一日一日を大切に生きようと思います。

3日間くらいは。3日だけ?

若くして病気で亡くなるというのは本当に辛くて悲しいですが、千恵さんの強さとまわりの人たちの思いやりによって、素敵なお話になったのがせめてもの救いですね。

世の女子たちよ。自分の体で気になることがあったら、すぐに病院で検査しましょう。



☆こんな人におすすめ

 ・ひたすら泣きたい人

 ・難病系映画好き

 ・病院嫌いな女子


(5月9日公開)