脚本家として有名な北川悦吏子さんの初映画監督作品だそうです。
ヒロ(北乃きい)とシュウ(岡田将生)は、北海道の同じ高校に通う3年生。
ある日ヒロは、考えただけで倒れそうなくらい大好きなシュウに、逆に告白されて舞い上がる。
楽しい日々を過ごす2人だが、シュウが東京の大学を志望していることを知ったヒロは、
「東京に行くのに、なぜコクったの?無責任だよ!」
と激しく責め立てる‥‥。
う~ん‥‥そんな高校生の青い恋愛を、延々見せられても‥‥というのが正直な感想です。
特に恋敵も出てこないし、2人の間に障害があるわけでもないし。
若い2人の間での、あ~でもないこ~でもない、で1時間半。
うぬ~‥‥。
最近のケータイ小説とかは過激なんでしょ?
不倫だレイプだ妊娠だクスリだ、みたいな。(偏見)
そういうのは僕は嫌いなので、そっち系が一切なかったのは良いんですけど。
でも、僕が恋愛映画に望む「淡い恋」とも、ちょっとまた違いまして。
「今の高校生の、等身大の恋」
なのかも知れませんが、あまりにも等身大過ぎて、刺激が足りなかったです。僕には。
先生もみんな優しいんですよね。
成宮寛貴さんと大沢たかおさんが教師役で出てたんですが。
「彼女のために進学先変えます」
っつっても、誰も怒らないんです。「アホかっ!」って。
今の先生って、みんなそんなんなんですか?
それは優しさなのかい?どうなんだい?
岡田さんは男前ですね。背もスラッと高いし。
岡田さんと同じくらい良いルックスで、150kmのタマを投げるダルビッシュはすごい!
WBC頑張れ侍ジャパン!
おっと、逸れてしまいました。
北乃さんも文句なしでかわいいですし、2人とも自然体の演技で素敵でした。
僕の仲でのMVPは、ヒロの親友役で出ていた仲里依紗さんですね。
やっぱり、あの人は非凡ですな。べらぼうに上手いですよ。
仲さんが主演のコメディとか観てみたいです。
同年代くらいならば共感できる作品なんじゃないですかね。
僕が高校の時から20年経っちゃってますし。
十年一昔。二十年で二昔。
36才のおじさんが1人で観て楽しむには、チト厳しい作品でした。
☆こんな人におすすめ
・若い人
・彼氏(彼女)が遠くに進学(就職)すると言ってる人
・北乃さん・岡田さんファン