あの男前、キアヌ・リーブス主演の最新作です。
ロス市警の敏腕刑事・ラドロー(キアヌ・リーブス)は、事件解決のためには手段を選ばない。
そのため、時にはやり過ぎだと叩かれることも。
しかし、彼を理解する上司のワンダー警部のおかげで、いつも大きなおとがめは無しで済んでいた。
そんなある日、ラドローは、かつてコンビを組んでいた黒人警官・ワシントンが、彼の違法捜査を上層部に密告しているとの情報を得る。
その時、偶然コンビニでワシントンを見つけたラドローが彼を責め立てようとした時、覆面強盗が店内に押し入り、ワシントンだけが銃弾を浴びて絶命してしまう。
状況が状況だけに、疑いをかけられるラドロー。
果たして彼の運命は‥‥?
アクション系のサスペンスですな。これは。
前半、ちょっとごちゃごちゃして置いていかれそうになったんですが、謎が徐々に明らかになってくる後半から加速的にのめり込めるパターンですね。
ラストも結構スカッとしましたし、期待せずに観に行った割には当たりでしたね。ラッキィ。
「地球が静止する日」で、無機質な宇宙人役を完璧に演じていたキアヌ兄貴ですが、今回は真逆なくらい人間臭い役ですね。
敏腕刑事とはいえ、ダイハードみたいに「絶対お前死なないやろ」的な不死身さはないので、素直にキア兄に感情移入して応援できました。
泥臭いキア兄もカッコいいですな。ってかキア兄って!
しかし、黒幕のボスがあの人っていうのは、あまりにベタじゃないですかい?
途中から、「あ~、そうじゃなかったらいいのにな~。もっと裏切ってよ~。頼むよ~」なんてお祈りしながら観てたんですが、やっぱりあの人でした。
あ、これから観る人は、この発言は忘れて下さい‥‥。
ラストも結構爽快でしたし、アクション系サスペンスがお好きな方はアリな作品だと思いますよ。
☆こんな人におすすめ
・アクション系サスペンス好き
・ロス市警マニア
・キア兄!かっこいい!