なんと、あのマドンナの初監督作品です。
ロンドンでルームシェアをして暮らす、それぞれ夢を持った3人の男女。
しかし、現実はそう甘くなく。
ミュージシャンでビッグになりたいAKは、変態おやじ相手に部屋でコスプレごっこ。
バレリーナ志望のホリーは、生活費のためにストリップバーに面接へ。
アフリカ難民を救済したいジュリエットは、勤務先の薬局から薬を盗み出す‥‥。
正直、「マドンナの初監督作品?まあ、初モノだし観といてやるか!」くらいの高飛車な気持ちで観に行ったんですけど、想像以上にパンチのある映画で、逆にマドンナの監督としての才能を垣間見せられてしまいました。
ようは、それぞれ志はあっても、現実は厳しいんですぜ、っていうのをマドンナ流に描いたんでしょうな。
そして、落ちるところまで落ちたら、次は上がるだけなんだと。
登場人物も、みんな頭のおかしい人ばっかりで。
それぞれ表ではすました顔をして、良識を持って生活していても、一皮剥けばみんなどこかおかしいでしょ?
という、現実離れしてるようで、どこかリアリティのあるお話でした。
ぶっちゃけ、「めっちゃ面白かった!」っていうわけではなかったんですよ。
でも、映像とか音楽とか、もちろんストーリーも、不思議と引き込まれる映画でして。
とにかく、この映画を観て思ったのは、「もう1本撮ってよ!マドンナ姉さん!」ってことでした。
次回作、お待ちしております。
最後に、ホリー役のホリー・ウェストンが、死ぬほど美人でした。
ええもん見たな~。
☆こんな人におすすめ
・マドンナ監督に興味あり
・現実の厳しさを感じている人
・色白セクシー美人好き(ホリー)