お久しぶりです。ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演作です。
90年代を代表するアクションスター、ジャン=クロード・ヴァン・ダム。
しかし最近の彼は、年のせいかアクションシーンでも疲れ気味。
出演依頼も大作は少なく、プライベートでも金銭トラブルや娘の親権争いなど、もめ事続きで運にも見放されがち。
そんな彼が、故郷ベルギーで通りがかりの郵便局に入る。
その数分後、郵便局からピストルの流れ弾が飛び出し、外の車の窓に命中。
騒然とする近隣の人々。
まさかベルギーの英雄・ヴァンダムが、金に困って強盗を‥‥?
本人が本人役で主演して、しかも自分のおかれている状況を逆手に取ってネタにした、珍しい作品です。
趣向が変わっていて楽しかったですよ。
20才前後の頃なんて、ほぼ映画なんか観ていなかった僕ですが、ヴァンダムの作品は結構チェックしてましたもんね。
「キックボクサー」「ダブルインパクト」「ユニバーサルソルジャー」他にも‥‥。
キレの良いアクションがカッコ良くて。
日本のCMにも登場したりしてましたから、御存知の方も多いでしょう。
そんな彼が、昔の栄光を皮肉ったようなギャグ,満載の映画に出演してくれるとは。
いや~、笑っていいのやら悪いのやら。笑いましたけど。
でも、逆に言うと、ヴァンダムに興味がなかったり、あまり知らないと、そんなに楽しめないかもです。
「あの映画の主役は○○に取られた」とか、
「○○監督は恩知らずだ!」とか。
知らなきゃ笑えないですもんね。
ついでに言っちゃうと、本筋からググッとそれる長シーンがあったんですけど、そこは僕は余計だと思いましたね。ちょっと残念。
久々に見たヴァンダムでしたが、相変わらず素晴らしい体型でしたよ。ムキムキ。
ハリソン・フォードもスタローンも、還暦過ぎてもアクション映画撮ってるんですから。
48才のヴァンダムはまだまだ行けるでしょ!
華々しく復活して、またあの代名詞の回し蹴りを炸裂させてくれ~。
☆こんな人におすすめ
・ジャン=クロード・ヴァン・ダム世代
・苦労人
・筋肉おじさんフェチ