リドリー・スコット監督の最新作です。


映画館を漂流中。


CIAで最高クラスの腕を誇るスパイ・フェリス(レオナルド・ディカプリオ)。

いつも世界の危険地域で、死と隣り合わせの任務についている。

そんな彼の上司・エド(ラッセル・クロウ)は、遠く離れた安全な地から、時に子供の面倒を見ながら携帯電話で指示を送る。

彼らの目的は、地球規模で活動を続ける、爆破テロ組織のリーダーを捕らえること。

正体不明のその男を捕らえるには、味方すらも欺く完璧な嘘をつかなければならない‥‥。



いや~、頭を使いました。

そんなに登場人物は多くないんですが、「今、何がどうで、どうなってるのか?」を、頭でちょいちょい整理しながら観なければついて行けなかったので、脳みそは大忙しでしたよ。

いや、普通にサラッと観れる人も多いでしょうけど、なんせ僕は顔覚えが悪いもんで‥‥。

特に序盤は、最初の状況を把握するのが大変で、正直ちょっと眠くなってしまいました。

後半になってくると、状況が掴めてくるので、素直に楽しめたんですけど。


この作品はきっと、対比の面白さがミソなんですな。

最新鋭機器を駆使するCIAと、地下に潜り人間同士の連絡網で情報をまわすテロ組織、とか。

体を張って任務につくフェリスと、安全な場所で支持を出すエド、とか。

ついでに言うと、男前のディカプリオとデブデブのラッセルクロウ、とか。

ちなみにラッセルは、「この映画のために太ってみない?」と監督に言われて、20kgばかし太ったというエピソードを、何かの番組で観ました。

ハリウッドの一流役者ってすげぇ。


こういう「アメリカ対テロリストの騙し合い」的なテイストの作品が好きな人は楽しめるのではないでしょうか。

今も世界のどこかで起こっているかもしれないことですしね。

あ~、物騒。



☆こんな人におすすめ

 ・CIA系映画好き

 ・ラッセルクロウの役者魂を見たい

 ・うそつき