苦手の難病物ですね。

あまり観たくなかったんですけど、この週、他の観たいを全部観ちゃったので行ってみました。


その日のまえに


売れっ子のイラストレーター・健大(南原清隆)と、売れない時代から支えてくれている妻のとし子(永作博美)は、育ち盛りの2人の息子と4人暮らし。

ある日、体の不調を訴えたとし子が病院に行くと、検査の結果、余命が長くないことを宣告される。

2人は相談し、「その日」を迎えるための準備を始めることに。

まずは、結婚当初に暮らしていた町を訪れ、住んでいた古いアパートを訪ねることから始めるのでした‥‥。



他の難病モノに比べて、悲壮さや暗さのあまりない、意外にも明るい映画でした。

そこはやっぱり、永作さんの存在がデカいですね。

いや~、かわいいっす。永作ちゃん。あえてここは永作「ちゃん」。

「人のセックスを笑うな」の時もかわいかったですけど、僕はこの作品の永作ちゃんの方が好きですね。

強いお母さんで、かわいい奥さんで。

素敵な年の取り方をしてらっしゃいますね。永作ちゃん。

4回も「永作ちゃん」って言ってしまった。あ、5回目。


物語も、現在と過去、現実と空想の交わる不思議な展開で。

ちょっとファンタジーっぽい感じも入ってましたね。

不思議な感じでしたが、不自然ではなかったです。

さすが「転校生」「時をかける少女」の大林宣彦監督。


でも、やっぱり辛いですよ。難病モノは。

結局は死んじゃうんですもの。

永作ちゃんがかわいければかわいいほど、子供たちが気丈であればあるほど「その日」は辛かったです。


ちなみに、ちょい役でヒロシが出てました。

ロールを見ると、本名の斉藤健一で。

本格的役者デビューか?



☆こんな人におすすめ

 ・難病モノ好き

 ・大林監督作品ファン

 ・やっぱり永作ちゃん目当て