暦の上ではもう冬ですが。
中学校の地味な理科教師・寺田(八嶋智人)は、新地で働くおっぱいの大きい美人ホステス・一代(佐藤江梨子)に惚れ込み、酒も飲めないのに毎日通い詰め、ある日、思い切ってプロポーズを。
一代はその一途な想いを受け止め、2人は結婚する。
しかし、元々女っ気のない男だった寺田は、一代の過去の男遍歴を気にして、仲良く暮らしつつも、嫉妬に苦しみ出す。
そんなある日、一代は乳ガンになったことを告白する‥‥。
前の記事で、「難病モノは苦手」と言ってたくせに、さっそく行ってしまいました。
いや~、設定に惹かれてしまいまして。
「男は女の胸を愛し、女はその男の一途さを愛した」
みたいな予告だったと思います。
ええ、好きですよ。おっぱい。
でも、ちょっと僕の思っていた感じと違いました。
なんて言えばいいんでしょうか、乳ガンが発覚してからの寺田の行動が、どうしても最善の策を取っているように思えませんでして。
なので、感情的に入り込めなかったというか‥‥。
僕的には、もっと2人の心境の変化あたりを中心に見たかったです。
八嶋さんと佐藤さんの並んでいる空気感はすごく好きです。
お似合いカップルというか。
背も気も小さくてヤキモチ焼きのダンナの横で、背もおっぱいも大きい嫁がニコニコしていて。
特に佐藤さんの一代は良かったですね。
美人だけど陰があって、ホステス出身だけど家庭的で、やわらかい関西弁を使う一代に惚れてしまいました。
あんな嫁さん欲しいっす。再来週にでも。
八嶋さんは言わずと知れた名優ですが、佐藤さんがこんな素敵なお芝居をされる方だったとは。
次作も楽しみっす。
☆こんな人におすすめ
・難病モノ好き
・巨乳・もしくは巨乳好き
・渋い役で登場・佐藤浩市ファン