東京を舞台にした、3人の外国人監督による短編3本からなるオムニバス映画です。
ミシェル・ゴンドリー監督による、「インテリア・デザイン」
駆け出しの映画監督アキラと、彼女のヒロコ。
上京してきた2人は、部屋を探すまでの間、ヒロコの友達のワンルームに居候するが、不器用なヒロコは、徐々に自分の居場所がなくなっていくような感覚にとらわれていく。
レオス・カラックス監督による「メルド」
東京の下水道に住み、マンホールから出没する謎の怪人が人々を脅かす。
ある日、ついにその怪人が大きな事件を起こしてしまい‥‥。
ボン・ジュノ監督による「シェイキング東京」
10年間1歩も家を出ていない引きこもり男が、偶然目が合ったピザの配達員の女の子にもう1度会うため、10年ぶりに外に出る決心をするが‥‥。
全体を通して、僕は楽しめなかったです。
時間に制限があるからでしょうけど、突飛な展開になっていくのが多くて。
「インテリア~」は、途中から妄想と現実が入り交じったような展開になり、人がどんどん物質のようになっていくのですが、僕はそういう勉強のできそうな人が考えた作品は苦手でして。
「メルド」は、出だしは「なんじゃこりゃ」的に食い付いたんですけど、途中から退屈になってしまいました。
「シェイキング~」は、興味深い題材で、香川照之さん、蒼井優さんとキャストに惹かれたのもあって、入り込んで観れたんですけど、なんかこう、モヤッとしたところで終わってしまいましたね。
この作品は、1時間半~2時間とかの、長めの尺で観たかったです。
そんな感じです。
単館でやってるような映画を、1本分の料金で3本観れると思えば、映画マニアにはいいかもですね。
☆こんな人におすすめ
・単館映画マニア
・やはりかわいい蒼井優ファン