子供が頑張る映画に弱い僕でございます。


舞台は鹿児島。

話の中心となる子供たちは小学6年生。

それぞれに悩みやコンプレックスを抱えつつ、小学校生活最後の遠泳大会に挑む!そんなお話です。

最初はギスギスしてた子供たちも、みんなでぶつかり合い、どなり合うことで分かり合うんですな。

そして最後は助け合う、と。

「チェスト!」の掛け声と共に。


正直、もっと若い頃に観ていたら、ちょっと退屈に感じたかもしれません。
でも最近は、めっきりこれ系の作品に涙もろくなりました。

どこかで違う道を歩んでいたら、これくらいの子供がいてもおかしくないお年頃ですから。おほ。

親はなくとも子は育つ、じゃないですが、ある程度まわりを整えてあげれば、子供は自分たちで問題を解決していきよるんですな。

その成長を観ているだけでも微笑ましかったです。

子供たちもそれぞれキャラがはっきりしていて見やすかったですし。


あと、主役の両親である、高嶋政宏さんと大坪千夏さんがまた良いんですよ。

不器用だけど明るくて豪快な父親と、いつもニコニコと家族を見守ってくれている母親と。

そんな家の子供がグレるわけがねぇ!


なにげない日常を描いたような作品ですが、最後まで見入ってしまいました。

暖かそうな鹿児島の風景も素敵でしたし。

素朴で良い作品でございました。

ぜひそこいら中の小学校で流してあげて下さい。


ちなみに、僕が小学校で見せられた映画は「対馬丸」でした。


いや、これはこれでいろいろと考えさせられる良い作品でしたけど‥‥へこんだ‥‥。



☆こんな人におすすめ

 ・子供が頑張る映画好き

 ・子育てに悩む親御さん

 ・毎日をダラダラ過ごしてる子供たち