よく分からなかったです。
3つの場面が同時進行のように進んで行きまして。
おばちゃん記者と、単独インタビューと称して彼女に話し始める上院議員。
頭は良いはずなのにやる気のない生徒と、そいつを呼び出して説教する大学教授。
テロリストの巣窟の雪山に放り出された2人の若いアメリカ人兵士。
その3つのつながりが、徐々に明かされて行くのですが‥‥
結局、だから何なんだと。
大いなる何の陰謀だったんだと。
「テロとの戦い」と一言で言っても、それを自分の出世の手段に使おうとする政治家と、本当に国のためを思い兵士に志願して現場に赴く若者とでは、こんなに意志が違いますねん。とか。
同じ年くらいの若者でも、才能を無駄にしてグータラしている若者もいれば、自分の将来を投げ打ってでも戦地に向かう若者もいるよ。とか。
いろんなことを伝えようと詰め込み過ぎたのか、はたまた、全てをぼかして観る側に考えさせようとしたのか。
どんな狙いがあったのか分かりませんが、最後まで観ても、何を伝えたいのか僕には分かりませんでした。
登場人物それぞれが何を主張しているのかがピンと来なくて。
ただ、トムクルーズが演じる議員はカッコ良かったです。
考え方はどうあれ、あれだけ自信満々に雄弁に語る政治家は、ちょっと頼もしくも見えました。
しかし、展開が少なくて字幕の多い洋画は眠くなりますな。
英語が分かれば、もうちょっととこの映画も楽しめたのかもしれませんが。
よし、改めて勉強しよう。
と、今まで20回くらいは決意している小市民な僕なのでした。
☆こんな人におすすめ
・三度独身・トムクルーズファン
・監督、出演と大活躍のいぶし銀・ロバートレッドフォードファン