ミスト (The Mist)

 

スティーブン・キング原作の「霧」を映画化した本作

嵐の過ぎ去った後、主人公のデビッドは家の修復のため

家族と隣人を乗せて地元のスーパーマーケットに向かう。

買い物している最中、外が騒がしくなったとき

駆け込んできた男は「霧の中に何かがいる」と叫ぶ。

その後に霧が多いつくし、人々は秩序を見失っていく。

 

この作品は断片的に見る人にとっては駄作と思われてしまいます。

それもそのはず。スティーブン・キングが描いた作品は

そんな視点で見る人のために作られてはいない。

そして、彼は「恐怖小説家」だということを忘れてはいけません。

 

霧が発生し、いったい何が起きているのかわからない状況

確かに霧の中に何かいる、その道の恐怖が存在する。

そして、その恐怖を逃れる気休めとして信仰が発生する。

この状況を改善しようとするもの、それを異端と思い排除するもの

恐怖が伝染し人々を理性を崩壊していく様とメカニズムをうまく表現されています。

 

見どころ、これはラストシーンです。

後味の悪さが癖になるメッセージ性の強い終わり方

恐怖の果てに主人公を待ち構える結末はいかに

きっと初見で見た方は「えっーー!」となるんじゃないかな

それも映画の醍醐味ということで

 

最後のおさらいです

・あのでっかい奴はスターウォーズのあれじゃないの?

・サイドストーリーで怪物退治ものができそうな気がする

 

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