
「上上下下左右左右BA」
とあるゲームセンターで、営業時間中はプログラムに従って客たちを楽しませているゲームキャラクターたちは、実は自分の意思を持ち、閉店後には他のゲームキャラクター達との交流を深めていた。
『蒸気船ウィリー』のミッキーが8bitで描かれ、昔ながらの電子音的ゲームサウンドで幕を開ける本作は『トイ・ストーリー』を彷彿とさせる設定の「ゲームの世界」を舞台にし、「ジョン・ラセター魂」が詰まったアドベンチャー・アニメ。
人気ゲームの悪役でいることに疲れてしまったキャラクターが、お菓子の国を舞台にしたレース・ゲームの世界に入り込んでヒーローになろうとしたことから思わぬ騒動が巻き起こる。
同じくディズニーの『ロジャー・ラビット』の手法で、多くのコンピュータゲームのキャラクターがカメオ出演する本作。
「クレイジークライマー」と「ドンキーコング」と「レッキングクルー」を合体させた様なメインのゲームを筆頭に、名作ゲームがズラリと登場する。
「マリオ」「ソニック」「ストリートファイター」シリーズや、「ディグダグ」「パックマン」「DDR」「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド」「モータルコンバット」「獣王記」「トゥームレイダー」など、人気ゲームのキャラクターたちが次々と登場 。
中でも『メタルギアシリーズ』の「 ! 」がお馴染みの音と共に登場する場面はファン必見。
ネット界では超有名な「All your base are belong to us」の文字や「隠れミッキー」や「オズの魔法使い」や映画版「バットマン」の小ネタまである。
「コール・オブ・デューティー」シリーズのタイトルや、米国産の最新SFスタイルFPS(ファーストパーソン・シューティング)ゲームをイメージしたと思われる「ヒーローズ・デューティ」のキャラクターと、80年代の8bitレトロアーケードゲームのキャラクター達が出逢い、協力してGameの天敵「バグ」を倒すという独創的世界観が拍手もの。
日本の女子高生をモデルにしたレーサーのキャラクター達や、「マリオカート」をアレンジしたゲームシステムの「シュガー・ラッシュ」という劇中レースゲームは、日本カルチャー満載で構成されていてゲーム好き日本人にはたまらない。
特に、エンディングの「レトロゲーム風エンドロール」は、数々のゲームの名場面のパロディやオマージュと共に《ゲーム愛》がギュッと詰まっていて、本当に嬉しくて涙が止まらなかった。
「こんな解像度の高い女性は見たことがない・・・」
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