色々な事に納得がいかず

労働法的にも間違っているんじゃ?


と、本部に問合せた8月上旬。


これまでやるべき事は全力でやってきたし

初めの頃はなめられたり、イビられたこともあったり。

悔しくて涙したりもしながらも

暖かい同僚やクライアントに囲まれて

色々な経験を積んだ2年半


これまでのどの職場よりも自分を鍛え成長させられる、そういう意味では本当にここで働けて良かった

とは言え、それはそれ、これはこれ。

ストレス?疲労?色々重なっての難聴。



仕事ならば探せばあるし

矛盾な事に目をつぶって自分が去れば良いのかもしれない

でも、それが解決策なのかは不明だし 

違う文化圏で外国人として働いているからこそ、何が適当で何が不当なのかを突き止めてみても良いのかな、と思って。



本部へ問合せた私に、対応部署の担当者の連絡先と私が問合せるべき内容を指示してくれた見ず知らずの職員さん。


そこから始まった処遇改善会議への道

この会議で、私へ対する雇用主側の対応が話し合われるのだけど

例えばどの部署への異動が適切か、とか、異動部署に空きがあるか、ないか、無いならひと籍余分に作れるか、または、解雇するか、とか。


その会議には、希望する人を呼ぶ権利が該当被雇用者にあるのだけど、こういう所はドイツの労基法の被雇用者保護の基本概念がしっかり徹っているなと感じます。


私は担当者の人事部の方の他、直属の上司の他に健康推進課と労働組合からどなたか1名ずつの参加をお願いしました。


また、会議も直接参加型かオンライン会議が選べました。


直接参加型の会場は本部のあるデュッセルドルフか、ゾーリンゲンという街のどちらかが選べる形。

何れも100km程離れた会場。


この会議を受けた事があるという同僚が数人いたのですが、皆さんオンラインでの会議を希望したと話していました。


遠いけれど、でも、私は直接参加型を選択しました。

外国人だし、言葉の壁が不安なだけにオンラインよりも表情や空気を見て取れる方が少し安心な気がして。


車でも1時間以上掛かる会場な為

上司に呼ばれ「あなたがどうしても現地での会議を希望するのなら何とか調整するけれど、、正直なところ仕事の山が気になって往復の時間が・・」と言われた私。


彼女に「もちろん、理解出来るわ。ただ、やはり私は直接参加型で会議を行ってもらいたいの。私から係の人に連絡を入れておきます」と伝え

会議を取り仕切っている担当者さんに「私の直属の上司〇〇さんの予定調整が不可な場合、彼女のオンライン参加若しくは不参加する事を了承します」とメールをしました。


正直なところ、直属上司の対応に不満な為に本部にお願いした会議なので、彼女の参加の不可は私は特に重要視しておらず、色々こじらせない為に参加者としてお願いしたのでした。 


総勢5名での対面会議にした事を話すと同僚達は「え〜驚きそんなに沢山くるの?怖くないの?すっごく緊張しちゃいそう。Eier大丈夫?」と。


緊張はもちろんするけれど、でもドイツで労働者の権利を行使するこんな機会を持てるなんて多分一生に1度だけチュー

それに、普段関わることもない本部の人たちがいち職員の私の為に集まって下さるなんてとても贅沢で有難い事極まりない。


多分緊張して更にドイツ語が酷くなってしまうでしょう真顔

だけど。

感謝の念を伝えると共に自分の意向を素直に伝えてきたいと思います。


会議は数日後・・当日は緊張していてもたっても居られなくなってしまいそうなので笑い泣き、早朝ひと働きしてから会議に向かうつもりです。