→    1.から続きます。



では、



◾️◾️まとめからいきます


自分の勉強方法は、最初からTOEICの公式問題集のみを繰り返して英語に慣れ親しみ、3ヶ月後には公式問題集のテスト1回200問あたりを2時間で読みこなせることを目標にする、
というシンプルなものでした。

正直なところ、学生時代含め英語を勉強したことが全く無いに等しかったのでどうやって勉強していいか判らなかったし、時間も3ヶ月しか無かったので、ズバリいきなりTOEICという目的そのものから勉強に手をつけた感じです。


人それぞれの状況や適性や選択があると思うので、どんな勉強方法が良いのかはちょっと英語を勉強した程度の自分には判断できませんが、
もし、英語の勉強経験が少ないけれどこれからTOEICを受けようとか、TOEICの公式問題集を集中してやったらどんな感じだろうと考えてる方は、良いか悪いか含め参考になさって下さい。



自分の感覚的には、
自分のような本当に中学英語も解らない英語ど素人な人間が、TOEICの公式問題集だけを何周も必死こいて読みまくって付属CDを聴きまくると、
もしかしたら、TOEICのスコアとしては、だいたい700〜800時間の勉強で700〜800点くらいが目安なのでは、
と思いました(もちろん状況による個人差大)。


自分の場合結果として、そんな状況の割には、3ヶ月でけっこうハイスコアを取れてしまっているのかもしれないけれど、短期集中でこんなにかかった勉強時間と、辛さ、費用面、そして身に付いた英語力等々から判断して、これがTOEICの勉強方法として良いかどうかはやっぱりぜんぜん判りません(笑)。

しかし逆に言うと、ある程度の英語の勉強を経験した人や低年齢の人だと、TOEIC目的でひたすらにTOEICの公式問題集をやったら、けっこう短期間でハイスコアになるのでは?、と思いました。

この3ヶ月でもちろん未だに英語超初心者の域を出ないのを自負しているけれど、他の勉強を一切やらずにいきなり独学で公式問題集だけの勉強で、ある程度スコアが伸びてしまったという現実。

未だにほとんど英会話できないし全く書けないのに(笑)。

テスト本番直後の感覚だと理解率3割、〜大目に見て400点とれるかな?って感じなのにこのスコア結果。

こんなんじゃ、
TOEICいきなり735点でした、とか偉そうにはぜんぜんできない自分(笑)。

音楽のテストで73点でした。でもやっぱり演奏ぜんぜんできません、みたいな感じか?。

俺というおっさんは、スコアに見合った英語力があるとは全く感じないです(笑)。





◾️◾️◾️TOEICの勉強を開始する前の英語力の状態

自分の頭の悪さや3ヶ月でのアップ率を自慢するつもりもないけど、これ、参考にする比較基準としてはとても大切ですよね。


○40代まん中の純正日本人のおっさんサラリーマン◯
恥ずかしながら、義務教育時代含め英語を勉強した記憶ぜんぜん無し。お世辞にも頭良いとは言えない(偏差値とかテストの点数とか興味無さすぎて覚えていないし中学英語すら理解していない)。


○初期英語力◯
TOEICがマークシートじゃなかったら限りなく0点に近い状態。音として「これはたぶん英語だよね?」くらいなら何とか判るレベル(笑)。いや、フランス語を聴いてもそう言ったかも(笑)。
初めて公式問題集のPart.1(最初の写真付きの設問)を読み聴きしたとき、全く理解不能でした。あぁ恥ずかしい(笑)。


○初期文法理解◯
中学英語すらほぼ勉強してないもんだから、日本語の文法用語からして意味が解らない状態。
公式問題集の文法の解説を見て、日本語の意味から「現在形」「過去形」はなんとなく推測できたが、「現在進行形」とか「過去完了形」とか意味不明でした(いまだに文法をしっかり理解できてません)。
普通に日本で生活するサラリーマンなので、流行りの「I have a pen」(笑)とか「I am Japanese」くらいならフレーズとして意味が解りました。


○初期単語力◯
最初は「hi」と「high」とかも判別できなかった。恥ずかしい(笑)。日本語化してるような「music」とか「printer」とかはもちろん解りましたけど(笑)。ようは底辺レベル。
「made」てまた出てきた!あれ?さっきと意味違うじゃんか?なんで?みたいなレベルからスタート。


○初期リスニング力◯
当然まったく聴き取れなかったが、音楽をやるので、英語圏の音楽とか英語の歌詞には毛嫌いとかは全く無し。音として英語はけっこう好き(笑)。しかし、今まで英語の歌を訳したり意味を考えたりしたことは無し。



◾️◾️◾️◾️TOEICの勉強にあたって取り組んだこと

○英語教材◯
TOEICのListening & Reading の公式問題集を8冊全部買って(2016年11月時点)、それだけをひたすら理解しようと試みました。
…今思えば、超初心者なのにとてつもなく無謀だ(笑)。
英文と日本語訳をひたすら見比べて、単語とかフレーズとか音を、へー、そーなんだー、と頭と身体に刷り込み、出来るだけ理解しながら進むのみ。辞書や文法書すら未使用(当然理解できないとこだらけなので、時折スマホでググったりしてました)。

結局のところ、公式問題集の解答解説の部分(公式問題集の後ろ側の取り外せる別冊部分)とそのリスニング&検索でのスマホしか使っていないです。

公式問題集の解答解説の本だけを全8冊、7〜8周やりました。プラス、時間の許す限りのリスニング。


○文法対策◯
必要に応じてスマホ使ってネット上で調べたりした程度。ほぼ無対策と言うべきか。もちろん公式問題集の解説は読みましたが、ぜんぜん体系的には文法の勉強してません。恥ずかしながら文法理解が相当に低いまま試験本番を迎えたと思います。それがいいと思っていたわけではないのですが。
途中、文法書を1冊買ったものの、時間がかかるからやっぱり公式問題集の文を少しでも読んだ方がいいやとあっという間に挫折するテキトーさ(笑)。


○単語対策◯
TOEICの公式問題集に出てくる単語を読むだけでいっぱいいっぱいなので、単語本とか単語集とかまったく使ってません。


○リスニング対策◯
公式問題集の音声だけ、スマホに入れてひたすら聴きまくりました。聞き流しではなくできる限りは能動的に理解しようとしてました。しかしもちろん理解でき切らずに本番突入。
けっこう聴いた。、、、イギリス人女性公式スピーカーさんの声のファンになりました(笑)

途中、スマホのTOEICアプリ(公式なんですかね?会話がたくさん入ってるやつ)をダウンロードしてみるも、音質がイマイチなのと、話し手さんとか文章の指向性が公式問題集と少し違うため未着手。でもラジオのDJ風な解説とか、自分には解りやすそうな良い感じ。


○長文対策◯
まったく未対策。Part.7なんかは物語りやチラシとして、へーそうなんだー、と楽しむのみ(笑)。Part.4までと違って音声がないもんだから、Part.5以降は発音もわからず悪戦苦闘でした。



○TOEICの試験テクニック的な対策◯
ほぼやってません。しかし、最後の方はどうにかして2時間で1回分の問題(200問)を終えなければ、くらいは意識してました。、、、何周もやると、答えというか内容を覚えてしまうので、最後には無理やりならだいたい2時間で公式問題集の200問を読み切れました。

TwitterとかSNS上でTOEICの試験対策的なものは散見されたけど、試験テクニック以前に土台となる英語力がぜんぜん無かったため、活用してる余裕なし(笑)。

…てゆーか勉強に疲れてSNSとかじっくり目を通す余裕が無かった(笑)。




◾️◾️◾️◾️◾️TOEICの勉強に費やした時間

そんなに時間かかったのかよ頭悪いなぁ、という恥ずかしいレベルかも(笑)。すみません本当に英語ど素人だったもんで。
逆を言うとやっぱり、ある程度の英語勉強経験のあるほとんどの方や低年齢の方は、TOEIC目的でTOEICの公式問題集ばかりやったら、自分くらいの700〜800点レベルならこんなに時間がかからないのでは、と思っちゃいます。
実は転職活動してたりしたので、3ケ月のうち通算で30日くらいはかなり自由に勉強できる日もありました。


○総勉強時間◯
約3ヶ月で約800時間くらい?(平均すると多分1日8時間以上。リスニングの時間をちゃんと計測してないのでアバウトですみません)。


○1日の時間割りの基本◯
AM4時起床。公式問題集の解答解説部分をひたすら読み込む。通勤と昼休みはすべてスマホで公式問題集のリスニング。ちなみに仕事中はもちろん全く勉強不可。PM18時以降もひたすら公式問題集の解答解説部分を読み込む&リスニングするのみ(笑)。
これを3ヶ月やったら死にました(笑)。もうやりたくない。
働きながらずっと勉強を続けている人、すごい尊敬します。
休日も、カフェとかにこもってコーヒー飲みながら必死にやってました。
いつも行ってたカフェとか喫茶店のみなさん、コーヒー1杯で居座って売り上げを下げてごめんなさい(笑)。


○1周目  :  平均14時間(テスト1回200問あたり)◯
勉強し始める時に、語学留学した知人から、TOEICの公式問題集ならvol.6がやりやすいと聞き、まずそれの解答解説部分の英文と日本語訳をひたすら見比べて理解しようと試みたところ、なんとvol.6のテスト1回分(1冊の半分)を読み込むだけで27時間くらいかかりました(土日まるまる潰れた)。これをテストで2時間でこなすなんて無理だと酷く落ち込みながらスタート。


○2周目  :  平均7.5時間(テスト1回200問あたり)◯
公式問題集8冊を全て1周通した後ではなく、あまりに出来ないもんだから、やったことを忘れないうちに繰り返そうと思い、vol.6の前半(テスト1回分)をやったらすぐに同じvol.6の前半を繰り返す、という方法で8冊の2周目を実施。さすがに1回やった直後だから半分近くに時間削減。


○3周目  :  平均7.4時間(テスト1回200問あたり)◯
3周目は、1周目と2周目の連続を8冊やりきった後で、頭から8冊通して実施。2周目をやってからある程度時間が経って3周目をやる状況。
うわぁー、2周目と同じくらい時間かかってるー、ショック(笑)。


○4周目  :  平均6.5時間(テスト1回200問あたり)◯
出来なさ具合と進歩の無さに焦るのみ(笑)。心が折れそう。
そしてこのあたりから、自分のリスニング力の無さも当然のごとく悟り(笑)、空いている時間はさらにスマホでリスニングをしまくるようになったような、、、。


○5周目  :  平均3.9時間(テスト1回200問あたり)◯
1周目に比べたら格段の進歩ではあるが、まださらにこれを倍のスピードにしなければならないのかと思って、1回心が折れました(笑)。
この頃は仕事含めいろいろ忙しかったこともあり、何日かは心が折れたまま復活できず、勉強が進まず。


○6周目  :  平均2.1時間(テスト1回200問あたり)◯
少し勉強の手を抜いて落ち込んでいる間、スマホでネット上のTOEICぽい英文を見たりYouTubeで英語の分かりやすい動画を流して観ていると、ふと、ざっくりではあるが、低レベルなりに結構読み聴きできて概要が掴めたりする自分に気がつく。

そして、できないところにいちいち引っかかったりせず、ざっくりになっても、もっと流してスピード上げて、リラックスして勉強したらいいんじゃね?そもそも3ケ月で外国語に堪能になれるわけじゃないし、と思うようになる(ようはただの開き直り)    →→→   かなりやる気が復活(笑)。

で、がちがちに読まずにスピード上げる意識でやってみると、なんとそれだけでもけっこう素直にスピードが上がることを実感。
5周した蓄積で日本語で意味とストーリーを覚えてるだけじゃね?という疑問も当然わくが、それはそれで脳内で活用して、上手く英文に当てはめて英語を意識したらいいんじゃね?と完全開き直り(笑)。しかし、客観的にみると、もうほとんど日本語訳は見ていないことにも気がつく。
あぁ、身体で覚えるってこーゆーことかな、と好都合に独自解釈(笑)。


○7周目  :  平均2時間(テスト1回200問あたり)◯
しかし、無理やり2時間で読むと、ものすごく頭が疲れるな、と、おっさんの体力と能力の無さを実感(笑)。
てゆーか、内容を知っているからただひたすら読むだけ聴くだけになっていて、これほとんど記憶に留まってないかも?と不安になる。
リスニングで会話が流れた後に質問される時にはすでに、リスニングで聴いたり読んだりした内容を忘れていて、あれ?答えってどれだ?内容どんなだっけ?、みたいな(笑)。


○8周目  :  勉強時間測定不可(ほぼ勉強できてない)◯
TOEICテスト本番1週間前くらいは、仕事が忙しくて断片的な勉強しかできず、まったく集中できないまま半分くらいしか目を通せず本番当日を迎える。バタバタして勉強していないに等しいような感じ。勉強時間測定不可。



→    3.に続きます。







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