Woman “Wの悲劇より〜






 歌 : 薬師丸ひろ子


作詞:松本隆


作曲:呉田軽穂






もう行かないで そばにいて

窓のそばで腕を組んで

雪のような星が降るわ

素敵ね


もう愛せないと言うのなら

友だちでもかまわないわ

強がってもふるえるのよ

声が……


ああ時の河を渡る船に

オールはない 流されてく

横たわった髪に胸に

降りつもるわ星の破片(かけら)


もう一瞬で燃えつきて

あとは灰になってもいい

わがままだと叱らないで

今は……


ああ時の河を渡る船に

オールはない 流されてく

やさしい眼で見つめ返す

二人きりの星降る町


行かないで そばにいて

おとなしくしてるから

せめて朝の陽が射すまで

ここにいて 眠り顔を

見ていたいの


 





皆さん


こんにちは。


あまんです。



今回は薬師丸ひろ子さんの


Woman “Wの悲劇より」を


紹介しようと思います。


この楽曲は


19841215日に東映より


配給された映画


Wの悲劇」の主題歌です。


主演の薬師丸ひろ子さんが


歌唱しました。


薬師丸ひろ子さんの4枚目の


シングルとして


19841024日に


リリースされました。


作曲の呉田軽穂さんは


松任谷由美さんのペンネーム


ですね。


松田聖子さんの


「赤いスイートピー」を


手がけたことでも有名です。



この楽曲の前にリリースした


シングルのA面曲が


映画主題歌に使用される場合、


曲名がそのまま出演した


映画タイトルに


なっていましたが


この楽曲は


初めて映画と別のタイトルが


つけられているそうです。


但しサブ・タイトルは映画名で


あり、「Wの悲劇」のW


Womanも意味しています。



私が感じるこの楽曲の魅力は


終わりを迎えた恋愛を


薬師丸ひろ子さんの神秘的とも


言ってもいい歌声が、


とてもマッチしているところ


です。


クラシックの様な歌声が


とても印象的です。


「雪のような星が降る」と


歌詞にありますが、


季節は歌詞にありません。


でも、私はこの楽曲を聴くと


寒い冬を連想します。


薬師丸ひろ子さんの切ない


歌唱がそう感じさせるのだと


思います。


当時のアイドル達とは


一線を画した歌唱力と


楽曲の素晴らしさが


際立った一曲でしょう。


映画が公開された時、


私は薬師丸ひろ子さんと


同じ19歳でした。


でも、私がカラオケで歌っても


薬師丸ひろ子さんの様な


女性の色香は出ませんでした。



映画は全般的に苦手なので、


申し訳ないですが映画は


見ませんでした。


薬師丸ひろ子さんの


楽曲の中では


「ステキな恋の忘れ方」が


一番好きなので


この


Woman “Wの悲劇より」は


二番目に好きな楽曲です。


「ステキな恋の忘れ方」の


紹介はまた次の機会に



それでは


今回はこのへんで




大野あまん