〜過ち〜







積み上げた物を


馬鹿げたことで自分で壊す


たった一度の過ちで


全てを失った


優しすぎたあなたの手を


振り払ったのは



軽蔑されて嫌われて


後悔しても遅すぎる




恋人と呼ばれ


愛されて


今思えば


なんの不満もなかった


幸せにどっぷりと


首まで浸かって


あなたに甘えていた


あなたを目の端に追いやって


犯した過ちは


許されるものではなかった




こんな状況なのに


あなたから離れがたい


今更ながら


愛の重さを知る


無責任な私の愚行の先には


エンドラインが待っている