〜サヨナラ〜






泣いている顔を見せたくなくて


あなたに背を向けた


私は強くない


でも弱いところを見せたくない


矛盾してるって


自分でも分かってる


悲しいのならあなたに


つらいと言えばいいのに


何かが邪魔をして


素直になれない




あなたの前で泣いたって


この状況が変わるとは


思えない


何かに負けたくない気持ちが


どこかにある


それが私を素直にさせないのか


こんな時でも客観的に


自分を分析している自分が


少し悲しい


だから私は


可愛くない女なんだな




誰にでも愛される女なら


こんな事は思わないだろう


でも私は私にとっての


ただひとりの人に


愛されたい


あなたは運命の人ではなかった


そう思わないと悲しくて


また涙が出てきてしまう


消え去る横顔


何もいらない


サヨナラを


もう一度納得するまで


言いましょう


サヨナラ


サヨナラ


サヨナラ