前記事の続きです。こっちはもう一台のデスクトップPCの話になります。


PC強化その2 ~64bitマシン編~


主にやったこと
・OSをXP→8に更新
・CPUとメモリと電源とケースを交換


こちらもハードの更新前にOSを8に更新しました。
7からの更新だったので、クリーンインストールではなく上書きインストールを試してみたのですが…これが大失敗。
元々入っていた7用のドライバーが悪さをしまくって使用開始早々に修復インストールを試みるという…
おかげで8の修復機能がいかに充実しているかを学ぶことができました^^;
7を8に更新する人は万全を期すためにもクリーンインストールを選択したほうがよさそうですよ?


そしてこの8導入時のゴタゴタで元々搭載していたHDDを32bitマシンに譲ってしまったため(前記事参照)、急きょHDDを購入する羽目に。
買ったのはWESTERN DIGITAL製のWD10EZEX。64MBの大容量キャッシュと6GbpsのSATAに対応している高速モデルです。
容量は1TBもいらないと思ったのですが、最近のHDDは1TB以下だと価格差が小さいとう現実が…
なのでかなり両量を持て余してます。倉庫にしようにも内臓にすると使い勝手がアレだし…どうしたもんですかね。


ソフト面の更新が終わったので、次はハード面。
こっちのPCは元々スペック重視で組んだこともあって、電源やケースを余裕のある仕様にしたつもりでした。
しかし、時が流れるにつれて徐々に不満点が出てくるという…よくあるパターンですね。
そして初売りに合わせて色々と交換することを決定。決め手はCPUとケースの安売りでした。


そして初売り当日。寒い中朝早くから並んでCPU(FX-8350)とケース(Z9PLUS-DIV-U3)を無事ゲット。
それぞれ初売り特価につき、それぞれ12013円と2013円で買うことができました。
CPUは8コア&悲願の定格4GHzを達成したFX-8350です。実は初売りで買うつもりは無かったという…危なく後悔するところでした。
ケースは初の電源下置き&側面スケルトンな今時な感じのケースになりました。
元々好評なZ9シリーズのドスパラオリジナルモデルなので品質には満足。そして低下の半値以下で買えたので言うことなしです。


CPU交換に伴って、メモリの定格クロックが1333MHzから1866MHzに上がったので、メモリも1866MHz駆動対応のもの(GeIL GB38GB1866C10DC)に交換しました。
こっちは在庫が中々見つからなくて入手するまで苦労しました。でも円安の値上がり前に買えたのでよかったです。


この時点でまだ資金に余裕があったので、ついでに電源も交換することに。
実は今まで使っていた電源(CMPSU-750TX)は5年前に購入した物。もう1段階出力が大きい電源にしないとこれ以上のスペック強化がきついな~と思っていたところでした。
あとは1日中Folgin@Homeで全力運転しているので80PLUS GOLD以上の効率が欲しかったのもあります。


電源選びは妥協したくなかったので、海外レビューサイトや掲示板を巡ってSF-850P14PEをチョイス。
80PLUS PLATINUM認証に加えてALL日本製105度コンデンサとプラグイン仕様に3年保証が付いて17000円という安さ。
これって5年前に買ったCMPSU-750TXと同じ値段という…時の流れは恐ろしいですね。


こちらも80PLUS無印からPLATINUMに変わったので消費電力がどれだけ減ったのかを見てみました。
力率はどちらもPFC搭載電源なので割愛します。


消費電力
電源OFF時:4W→3W
アイドル時:124W→109W
高負荷時:402W→376W


思ったよりがっつり減りました。これで少しは電気代が減るといいのですが…


あと、CPUを交換した時のベンチマーク結果も載せておきます。交換前のCPUはPhenomII X4 965でした。


3DMark06
17073→18743


3DMark Vantage
P18388→P23628


3DMark11
P6013→P7015


それぞれ詳しく見ていくと、GPUスコアは変化無しor微増なのに対してCPUスコアがアップという感じに。まあ、CPUだけ交換したから当然なのですが。
数値の上昇幅としてはコア数の増加(4コア→8コア)よりもクロックの上昇分(3.4GHz→4GHz)が効いている感じでした。
あと、ベンチマークとは別にFolding@Homeのスコアも17000PPD前後だったのがコンスタントに20000PPDを超えるようになりました。
FXシリーズが出た当初はPhenomシリーズに対してアドバンテージが少ないとか言われてましたが、8コア全部を使い切る用途では伸びてくれるようです。


そして最終的なスペックはこんな感じになりました。


CPU:AMD FX-8350 4GHz
Mem:GeIL GB38GB1866C10DC 8GB
M/B:ASRock 990FX Extreme4
VGA:Radeon HD5850 ×2(MSI製とSapphire製のCFX構成)
HDD:WESTERN DIGITAL WD10EZEX 1TB
ケース:Zalman Z9PLUS-DIV-U3
電源:SuperFlower SF-850P14PE
OS:Windows 8 Pro 64bit


と、ここまで所有している2台のデスクトップPCについて書いたのですが、実はもう1台分ネタがあります。
ツイッター見ている人には丸わかりかもですが、そちらも時間があったら書きたいと思います。