今日はちょっとした手伝いでKスタに行ってきました。今、Kスタでは楽天イーグルス主催でエコスタ!というイベントを行っているのですが、学校がそのイベントに協力しているため学生が手伝いに狩り出されているのです。

で、例によってロボコンの展示・実演もやるということなので科学部でもシフトを組んで手伝いに行っています。今日は自分の担当日なので朝からずっとKスタにいました。隣で簡単な工作教室もやっていたのですが、ロボコンよりもそっちの手伝いがメインでした。子供の相手は楽しいな。

さらに、協力した学校関係者はその日の試合観戦チケットが貰えることになっています。当然今日の楽天対広島の試合も見てきました。結果は…お察し下さい(ぉ


とまあ、試合の内容も特に書くことが無いので今日工作教室で作ったものの紹介でもしようかと思います。

どんなものかと言いますと、振るとLEDが光るというおもちゃです。部品点数も少なく、構造も簡単なので暇な方は作ってみてはどうでしょうか?


材料

フィルムケース:1つ

ビー玉(フィルムケースに入る大きさのもの):1つ

LED(2個とも同じ色にすること、高輝度タイプの赤もしくは緑推奨):2個

圧電ブザー(発振回路を内蔵していないタイプ):1つ

ビニールテープ:必要に応じて

半田(無くてもいいけど、あったほうが便利):必要に応じて


工具

ラジオペンチ(電子工作用の小型のやつがお勧め)

ニッパー(電子工作用の小型のやつがお勧め)

はさみ

ワイヤストリッパー(無くてもよい、圧電ブザーのコードを剥くのに使う)

半田ごて(半田付けしない場合は必要ない)


作り方

1:フィルムケースにビー玉を入れて、ふたをする。

2:LEDの足をより合わせて下の写真のようにする。この時、長い足と短い足同士をより合わせること。


公開して後悔したりしなかったり-LED


3:2で作ったLEDに圧電ブザーのコードを半田付けする。コードの色は考えなくていい。(半田が無いときは、手でコードをLEDの足に寄り合わせる。)圧電ブザーを指で弾いて、LEDが点灯するのを確認する。(どちらか1個が点灯すればOK)



公開して後悔したりしなかったり-ブザー


4:圧電ブザーをビニールテープでフィルムケースのそこに貼り付ける



公開して後悔したりしなかったり-もう少し


5:LEDの足とコードの接合部をビニールテープでフィルムケースの蓋に貼り付けて完成



公開して後悔したりしなかったり-完成


遊び方

上下に強く振るとLEDが光る、それだけ。


原理

圧電ブザーには、圧電素子という電圧をかけると変形する素子が使われている。この素子は、外部から力を受けると電圧を生じる性質も持っている。今回はビー玉がぶつかる衝撃で電圧を発生させ、LEDを点灯させている。


と、こんな感じのものを作っていました。子供には大うけでした。

圧電ブザーやLEDの入手法ですが、ネットで電子部品を取り扱っている店を探すと普通に置いています。圧電ブザーがどうしても見つからない場合は、電子オルゴールをばらすなどして調達してください。フィルムケースが無いという人は、写真屋さんに聞くといいです。1個や2個は普通にもらえるはずです。