いつもより長めでお送りしております。
米レス
pc1024>あ~?聞こえんな~?!
事件は今日の午後に起きた。いつものように、バイオ4のエイダ編を遊んでいると、
「やべえ、敵だ!早く倒さないt・・・って!おい、どうした?動け、動くんだ!」
スティックをいくら倒しても画面で動かないエイダ。とっさにポーズをかけ、コントローラの挙動を確認する。
左スティックが特定の角度で固まる………だと?
こりゃいかんと思ったものの、すでにこのコントローラは3代目。また買い換えるのも気が引ける。
つーことで、分解して清掃することにしました。以下レポ。
こちらが今回分解するコントローラ(DUAL SHOCK 2)
実は、スティックの挙動以外にもコネクタ根元の接触が悪かったりする。
裏のねじを6本はずすだけでこのとおり簡単に分解できる。
上は、コントローラを下から見た図。続いて、中身を取り出す。
向かって左がコントローラの右側にあたります。(紛らわしいよ)
手前に見える2つのモータがバイブのモータです。
ボタンの裏側はこんな感じ。プラスチックのボタンとゴムで構成されています。でも、この手のボタンの裏にある導電性のシートが無いです。どうなっているかと言うと…
こんな感じになっています。基板の電極の上にさらにシートが乗っかっています。このシートが電極に触ることでボタンが押されたことを検知します。十字キーと○×△□ボタンの部分に見える黒い棒のような素子は、アナログ入力用のひずみゲージ(圧力に応じて抵抗値が変化する素子)と思われます。
いよいよ問題の左スティック部分です。スティック部分のアップです。
2つの緑色の素子は可変抵抗です。これでXとY方向の変化量を検知します。L3ボタン用のタクトスイッチも見えますね。
で、固まる原因ですがどうやらスティックがこすれてできたプラスチックのくずが内部に詰まっているようです。エアダスターで吹いてなんとか固まらなくはなりました。(でも若干硬い)
と、どうにかこれで快適にゲームができるようになりました。実は1番最初の写真が掃除後のものだとか、右スティックがコードを巻き込んでいたのでもう一回分解したとかいろいろあったり無かったり。
これでしばらくは持つはず。4代目はいつ買うことになるのやら。
おまけ
○×△□ボタンの秘密
これを裏返すと…
実は2色成型だったことが判明。耐久性を上げるためでしょうか。いくら使っても記号が消えないのはこんな工夫の賜物なんですね。