精神世界×人外属性×悦楽主義
(´・ω・`)
Amebaでブログを始めよう!
できないのではない

やらないのだ

数多あるルートの殆どは自らが棄却した、或いは見過ごしてきたもの

自分で可能性を狭めておきながら、先が見えぬと悲観する

「どうすればいい」

これだけ与えられていながら拾うこともせず、都合のいい新規ルートを世に強請る

脳内での労働を続けるならば
それは必ずしも立ち止まっているとは言い切れない

まだデリートはしていないのだろう?

制限は自身と時間だけだ
不透明な月と太陽

施錠された闇

紅い色の足りない部屋

鳴り止まない旋律

迂闊な愚考と軽率な戯れ

もう随分と長い間

温もりを忘れている


ずっと道化師-ピエロ-を続けて

鍵の閉まる音も

聴こえなかった


なんて愚かで

なんてくだらない


汚れてもいい


なにも気にしなくていいなら


どれほどのものを見失い

どれだけの醜さに触れずに済む


あぁ…

また黒い翼が

瞼の裏で羽を広げる


支配を手に出来るなら

私に人間の資格など与えないのに


感覚が鈍いのだろうか


素直に心が動じてくれない


価値観が違うのだろうか


モラトリアムとは違う


迷ってもいい


どこかへ行きたい