8月16日、

盆の波を越えて

鳥羽市の答志島和具へ渡りました。

この日は、

精霊船を流す行事「オイヤレ」が行われます。

 

 ハスの花や提灯で飾った精霊船は、

集落のコミュニティセンターから島の男衆に担がれ、

一目散に港へ。

 

家々の祓いをした「オイヤレ竹」は

中学生が担いで走ります。

ご先祖と一緒に悪いモノも海に流すのですね。

 

 コミュニティセンターでは、

島の女性達がご詠歌を唱和していました。

その生き生きとした姿に、

外来の仏教がこの島にもしっかりと根付いていることが伝わってきました。

お盆というのに肌寒さを覚えましたが、

いいものを見せていただきました。