神仏習合の地、大分の宇佐神宮 | 千種清美の伊勢通信

千種清美の伊勢通信

伊勢をこよなく愛する千種清美が聖地・伊勢神宮の魅力をつづります。 

 九州の大分、宇佐神宮にきている。

 新番組「祈り、神と仏と」の撮影で、神仏習合が色濃く残る地だからだ。

 この壮麗な建物からは、想像もつかないけれど、すでに奈良時代、この上宮の近くに、弥勒寺というお寺が建てられていた。

 

 

 残念ながら、雨がぽつぽつと降ってきて、法蓮という僧侶が八幡神に出会ったという御許山は見えなかったけれど、雰囲気はつかめた。

 小倉で新幹線を乗り換え、日豊線で下ると、右手に形いい山がいくつも見えた。宇佐、なかなかに魅力的なところである。

 しかし、ここにも豊前最大級の前方後円墳がある。ということは、大和政権の力がここにも及んでいたというこになる。

 明日からの取材も楽しみである、が天気も心配。

 コロナウィルスの終息を宇佐の神に祈った。