斑鳩の里の世界遺産と言えば、「法隆寺」が
世界的に有名ですが、
登録名は『法隆寺地域の仏教建造物』として「法起寺」
も含まれています。
近鉄郡山駅からバスで20分程、一つ手前のバス停で
降りるとコスモス畑の向こうに見える三重塔。
十年ぐらい前に比べて、コスモス畑は数倍に広がって
いました。美しいですが、
休耕田がそれだけ増えたという事は複雑。
歩みを進めると、お寺の周りもコスモス畑。
「法起寺」の読み方は
世界遺産登録時に(ほうきじ)とされましたが、
地元の人達は以前の(ほっきじ)と
言われる方が多く、個人的にも(ほっきじ)の方が
しっくりくるかな・・・。
創健は西暦で706年。
歴史を感じる日本最古の「三重塔」です。
そして、郡山駅へUターンして「郡山城址」へ。
以前は、崩壊の危険から立ち入り禁止だった天守台の
石垣に初めて訪れます。
「野面積み」と呼ばれる石垣は、
自然石だけでは足らず「お地蔵様」「五輪塔」「石臼」
や「墓石」までもが転用されています。
そんな中に逆さまに積み込まれたお地蔵さん。
「逆さ地蔵」。
気持ちだけの賽銭を置いてカメラを向けます。
今とは価値観の違いというか、「お城を造る」という
パワーに驚かされますが、
毎年お城まつりの初日には数珠くり法要が
営まれるそうです。
おまけ。
郡山駅前、創業三百余年のお米屋さんに併設された
和カフェでいただく「古代米と五穀のおはぎ」。
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