バレッタ―黒い雨―/first.初任務編 | 乃木坂46×二次小説/宮本えいだい

乃木坂46×二次小説/宮本えいだい

#生駒里奈/橋本奈々未/堀未央奈/大園桃子/山下美月/白石麻衣/齋藤飛鳥
など乃木坂46の二次小説を書いてます。
そして、生駒ちゃんが出てくる小説を探しています。

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eidaman


⊿バレッタ―黒い雨―をお読みになる前に
このブログ小説は、乃木坂46  7thシングル『バレッタ』を元に、作者の想像で物語を書いています。物語の中の登場人物と実際の乃木坂46メンバーとは関係がありませんので、ご理解、ご了承の上、(なんだこれ!そんなワケねーよ(笑)と言う気持ちで)お読みください。

※内容の修正について
物語を書いていく上でやむなく修正を加えることがあります。
修正箇所は青字で加筆し、修正した日を下記に残していきます。ご了承ください。
・時間軸の修正➡バレッタ―黒い雨―および副長 橋本奈々未の章で、未央奈の転校時季を秋から夏へ修正(2017.08.08)




雨が降っていた



私の中で黒い雨が



その雨は




私が死ぬまで止むことはないだろう







🔖バレッタ―黒い雨―









容姿端麗、頭脳明晰、勇壮活発で名高い女子高がある。

国立乃木坂学園女子高等学校_____


有名国立大学に進学率99.46%の超進学校だ。卒業生は官僚、政治家、医者、弁護士に名を連ねる。最近では若手有名実業家と言った起業家も多い。


その学園の中に特別進学クラスがある。

入学難関校である乃木坂学園の中で唯一『推薦』入学が許可されているクラス。

『通常の』乃木坂学園の進路と異なる彼女たちは、大学卒業後、限られた職業を選択することを義務づけられる。




要人警護、自衛官幹部、公安・警察官僚、そして対外諜報機関である。


容姿端麗の乃木坂学園において、圧倒的な存在感を持つ彼女たちだがそれ以上に、それぞれが持つ特殊な能力を評価されて『推薦入学』している。








その特進クラスの2年に転校生が来たようだ_____








先生に促された彼女は自己紹介をはじめる。


吸い込まれそうな大きな瞳、透き通るような白い肌、細い手脚、前髪を眉のところで揃えているのが印象的だ。

何よりも彼女の表情や声に神秘性を感じる。


『_____堀  未央奈です。よろしくお願いします』


自己紹介が終わると、先生が堀の席を伝える。

『よろしくねー!』
生駒が席に向かう途中の堀に声をかける。生田、玲香も笑顔で迎える。


席に着いた堀に隣から不機嫌そうな声が聞こえた


よろしく…

長い黒髪。小さな顔。澄んだ大きな瞳は窓の外に向けられている。

『飛鳥~…感じ悪いよっ』

堀の机を挟んで万理華が声をかける。

『私、万理華。伊藤万理華ね!』

万理華はこの春に自分も転校してきたことを堀に話始める…。
2人の会話に気をかけることもなく、ジリジリと焼けつく校庭をぼーっと眺める飛鳥だった______








🔖副長  橋本奈々未

(タン____タンタン_______)

乾いた音が場内に響く。


ここは乃木坂学園の地下シューティングレンジだ。


特進クラスの生徒、教師でも授業以外で入れる者は少ない。


ふぅ…


奈々未はゴーグルとイヤーマフを外すと、髪を少し左右に揺らして直しはじめる。

鼻筋は高く、大きく涼しげな瞳。凛とした表情には美しさの中に強さが感じられる。


シューティングレンジに並ぶターゲットのほとんどが、真ん中を撃ち抜かれていた。


キャー!ななみんすっごーいっ☆


黄色い声に奈々未の大きな瞳が半分になる。


『沙友理…。いつから居た…』

奈々未が少し面倒くさそうに聞く。


栗毛色の美しい髪、きらきらと輝く瞳から愛らしい笑顔がこぼれている。

『ん?お昼ご飯の後からだよ☆』


奈々未は鞄を持つとさっさと沙友理の前を通り過ぎ、階段へと向かう。


それは最初からいたってことだろ…。


奈々未がシューティングレンジに入って3時間が経過していた。


『あぁ、ななみん待ってよおー☆』

沙友理があわてて奈々未の後を追いかけようとする。


『お前はそこの弁当とお菓子のゴミの山を片づけてから上がってこい!』

奈々未の怒号がシューティングレンジに響いた______








奈々未はある組織の副長を務めている。

その組織は乃木坂学園特進クラスの生徒で構成される。


3年の奈々未、沙友理はその中でも『フロント』と呼ばれる重要な役割を担っていた。
フロントは局長、副長、副長補佐、監察の4人からなり、組織のトップである。


4人の能力は絶大。
元々秀でていた身体能力や特殊能力は、特進クラスでの訓練と実践を積み重ね、戦闘における能力は常人を遥かに超越していた。


フロントの次に、組織の中核を担う『セレクト』と呼ばれる実行部隊。

2年生の生駒、生田、玲香、そして飛鳥はこれにあたる。

フロント、セレクト以外の特進の生徒は『アンダー』と呼ばれ、セレクト候補隊員として組織任務に加わる。
転校して5ヶ月の万理華と、未央奈はアンダーに属す。




組織の存在理由は2つ。

裏世界で暗躍している組織の拡大抑制と、その調整だ。




🔖初めての任務

堀が入学して1週間が経った頃、1通のメールが届いた。


『召集  1800』


文章は一行のみ。最後に『⊿』の記号があった。




任務だ______




18:00  乃木坂学園地下1階『任務指令室』______
教室の3倍ほどの室内、まるで大学の講義室のように真っ白なテーブルが並んでいる。前方の壁一面を覆う巨大なモニターは、白地に紫色の⊿マークを映している。

張り詰める空気の中に緊張感、そして不安感が漂っていた。


今回の任務はアンダーのほとんどが召集されている。

万理華、未央奈の顔も見える。
緊張のせいか、堀の表情は固まっていた。


玲香がモニターの前に立つ。


『今回の任務を伝える!』

玲香の雄々しい言葉に指令室の空気が一気に引き締まる。

最前列の席には、生駒、生田の顔が並んでいる。
頬杖をついたまま桜井の言葉を聞く生駒と、背筋を直立し両手を腿の上に重ねて座る生田は、姿勢こそ対称的だが、刺さるような鋭い眼光は同じだ。




都内で続発している女子高校生行方不明事件______


ここ最近で急激に力をつけた裏組織の名前があがる。

任務は、その組織が秘密裏に行っている取引き現場をおさえ、そこから組織拡大を抑制、もしくは壊滅を狙うと言うものだ。




続けて玲香が隊員の配置と役割を伝える。
未央奈と万理華は同じ小隊に配置され、隊長は生田が務めることになった。








22:46______


古い倉庫が何十と並んでいる工場跡地。未央奈たちはひとつの貸し倉庫を囲んでいた。
倉庫の前には黒塗りのワンボックスが1台停まっている。エンジンはかかったままだ。

そこへもう1台の車がゆっくりと入ってきた。




ワンボックスの車から、男4人がかりで黒い棺のようなものが倉庫の中へと運び込まれていった。




見張りはそれぞれの車の前に1人ずつ。

エリカ、行くよ

生駒の声が生田のイヤホンに入る。
生田は振り返ると未央奈たちに囁いた。

『見張りの人が倒れたら、私に着いてきてね』


未央奈たちが頷くのが早いか、生田の姿は音も無く目の前から消えていた。




次に堀が見たのは、見張りの大柄な男2人がゆっくりと地面に崩れて行く姿だった。

月明かりに真っ白く照らし出される2つの影が言い様のない美しさと、不気味さを放っていた。




生駒、生田の隊が倉庫正面、桜井の隊は裏口に回る。


エリカ、中の声聞こえる?

生駒が生田に囁く。

生田はゆっくりと目を閉じた______




______乃木坂学園特別進学クラス

常人を遥かに越えた身体能力。その中でも『特殊な身体能力』を持つ者がいる。

組織員ではフロントの4人、セレクトも殆どが特殊能力の保持者だ。




生田絵梨香が持つ特殊能力______
異状聴覚
通常、人間には聞き取ることのできない小さな音、周波数の異なる音を、生田絵梨香は空間の振動音、周波数を自ら切り替えることで聞き取ることができる。それ以上に異状聴覚は、戦闘において本領を発揮するのだが、彼女の本当の能力を知る者は未だ少ない。





______生田の聴覚は男らの声をとらえる。

取引きは進んでるよ…。6人全員中央に固まってる。

生田の言葉に生駒が頷く。

『見たことのある男がいる。例の組織に間違いない。』

玲香の声がイヤホンから流れる。


窓の無い倉庫は、中央の電灯ひとつに明かりがつけられていた。
真下には黒く細長い箱。シングルベッドより一回り小さいだろうか。それを挟んで3人ずつ黒いスーツの男たちが立っている。

『今回の商品の確認を…』

オールバックに髭を蓄えた浅黒い肌の男が促す。
箱の蓋が男2人がかりでゆっくりと持ち上げられる。




蓋が持ち上がったと同時に、倉庫正面の大きな引き戸が、鈍い金属音と共に左右に開いた。

男たちは全員、銃を構える。

扉の間から月明かりにが射している。
息の詰まる束の間の静寂______




乃木坂だ!両手を上げて銃を捨てろ!

裏口から飛び込んだ玲香が叫ぶ。

浅黒い肌の男が振り向き様に発砲する。
玲香もこれに応戦する。


正面から生駒、生田の隊が雪崩込むが、中央の電灯が撃たれ、男たちが散開する。
暗闇の中での銃撃戦______




数分後、倉庫正面から照らされた車のヘッドライトは、地面に横たわる男たちを映し出していた。
その中に先程のリーダー格の男の姿は無かった。


玲香は、倉庫の横壁が切り抜かれている部分を見つけていた。

(あらかじめ用意してあったな…)

下唇をぐぐっと噛み締める。


一方の生駒、生田の2人は黒い箱の前に立ち尽くしていた。

『リナ…これって…。』

生田が恐る恐る生駒に視線を送る


こんな…。
  
    …奈々未さんに報告だ。』

生駒の声が怒りで震えている。


箱には、綺麗にメイクされ制服を着た美しい蝋人形が横になっていた。

それは行方不明になった女子高校生の1人を生き写したかのような姿だった。




月の光を青白く反射する工場跡地に、車のエンジン音が虚しく響いていた______








🔖フロント

未央奈が乃木坂学園に転校する数日前______
乃木坂学園地下中枢の一室。


奈々未が電子タブレットを真剣に見つめている。
画面にはいくつかの裏組織の情報が映されていた。

後ろのソファでは沙友理が、特盛ステーキ弁当を幸せそうに頬張っている。
テーブルには既に2つ、弁当箱の空が積まれていた。


『それが今回の事件に関わる組織のリストだ。』


いつの間にか部屋の扉の前に、女性の姿があった。


雪の華がおりたような肌に、均整のとれた目鼻立ち、薄桃色の唇がよく映える。彼女の姿は絶世の美を映していた。




白石麻衣______
乃木坂学園が裏で組織する『乃木坂組』の現局長。2年の春から学園に転校し、その冬には局長の座に着いている。

身体能力より特殊能力に比重をおき任命されるセレクトと異なり、フロントは完全な戦闘能力の高さでその任を負う。

銃器が主流である戦闘で、彼女の古流剣術はまた異質。古くは武士家系である彼女は、免許皆伝の腕と特殊能力の相乗する力により、乃木坂最強の戦闘力を誇っていた。




______麻衣は部屋の奥にある椅子にゆっくりと腰を降ろす。




一呼吸おくと、

『少女達を誘拐している主犯格の組織を洗い出す。
組織の特定に監察を動かす______』

奈々未と沙友理に言い放つように伝える。


タブレットを触っていた奈々未の指がわずかに止まる。

沙友理が空気を察したかのように喋りだした。

『大丈夫だよ☆ななみん!
飛鳥ちゃん、強くなったじゃん☆』


動き出そうとした奈々未の指がまた止まる。視線はタブレットに向けられたままだ。


麻衣は一端目線を伏せて『ふぅ』と静かに息を吐いてから、少し強い口調で言葉にする。

『七瀬、任せたよ。』


先程まで空席だった沙友理の向かいのソファに座り、明太子パスタを食べている人物がいる。

すっと横に引かれた眉、包み込まれるような瞳、薄い唇。あまりにやわらかな表情は儚さを覚えさせる。


西野七瀬______
2年生にしてフロント、監察役を務める。入学から徐々に能力を開花させ、麻衣が局長となると同じくしてフロントを担う。

大人しく温和な性格とは裏腹に、身体能力のみを取れば乃木坂トップ。故に、裏組織への偵察、調査の役割などを担う。

麻衣をはじめ他のフロントからの信頼は、次期局長の呼び声を確かにするものになっていた。


ちなみに七瀬が隊長を務める小隊は、隊員が固定される。若月佑美、そして齋藤飛鳥である。

小隊は基本、隊長1人と隊員3人で構成される。乃木坂組の中でも戦闘だけでなく、特別な任務を担う監察は、特殊能力による選考の難しさはもちろん、2つの理由で未だ欠員が補充されていない。

1つは、今後明らかにしていくが…

もう1つ大きな理由は、七瀬、若月、飛鳥が3人で小隊1つを十分担える能力を持っていると言うことである______




沙友理が七瀬の存在に驚くと同時に、嘆きの声をあげる。

あぁっ…それ私が楽しみにとっといた明太子クリームパスタぁっ…』


七瀬は口に入れていたパスタをよく咀嚼し、飲み込むと小さな声で応える。

『…了解です。

ひとこと言うと、七瀬は続きを食べ始める。
悲しみの表情と共に沙友理も弁当の続きを口いっぱいに頬張る。


そんな2人を呆れ顔で見つめながら、奈々未が2人に聞こえるように呟く。


『いつからここはうち(乃木坂組)の食堂になったんだ…。
(沙友理が持ち込んだ)レンジやポットまであるし…。
この部屋、飲食禁止にしないか……麻衣』


奈々未の冷たい目線を尻目に、食事中の2人は視線を外し、黙々と食べ続ける。

麻衣が微笑みながら奈々未に返す。

『まぁまぁ、私らだって任務以外の時は普通の女子高生でいないとっ。

飛鳥ちゃんのことだって、七瀬が同行するんだから大丈夫よっ』

麻衣が奈々未を元気づけるように、肩をポンっと叩く。


麻衣の言葉を聞いて、沙友理は何かを思い出したかのように、買ってきたビニール袋の中を探し始める。


『…はい☆麻衣に頼まれてたSan-Sanのカップラーメン!』

麻衣に向けて沙友理が、『忘れずに買ってきたよ!どうやっ』と言う顔でカップ麺を差し出す。

不穏な空気と共に、奈々未の眼光が鋭くなる。


あはっ…あはははははは…』

奈々未からやや視線を外し、麻衣がひきつりながらも懸命に笑顔をつくる。


あはははははは


奈々未が麻衣に合わせて笑い出す。




______目が笑ってないよ…ななみん。

これから始まる恐怖に怯える麻衣たち3人であった。








🔖海月
00:16  駅前繁華街______
ぽつぽつと蛍火に輝く歓楽街。
水面に映る月のようにゆらゆらと歩く、場違いな美少女が1人。




工場跡地の戦闘後、
未央奈は真っ直ぐ寮に帰る気持ちになれなかった。


初めての任務______

いや、それ以上に、
初めて目の当たりにするセレクトの力に陶酔させられていた。




無慈悲に押しつけられる絶対的力。

月明かりの中の美しき2人の戦士は、瞬きする度、未央奈の瞼の裏に映し出されていた。


狂おしいほどの憧れと高揚感を抱えて未央奈は、ネオンライトにぼうっと照らされる暗い空中に視線を泳がせ漂う。




歓楽街の明かりが少なくなったところで、炭酸の泡たちが消えるように未央奈は元の世界に引き戻れされる。


『未央奈?未央奈じゃないか!?』


振り返るとスーツに身を包む若い男性が驚いた顔で立っている。

『やっぱりだ。…どうしてこんなところに…。しかも今、こんな時間に…』


男は嬉しそうな半面、髪の毛をぐしゃと掻いて頭の中を整理しようとしている。


『とっ…とりあえず時間あるのか?』


そう言うと男はいそいそと周りを見回して喫茶店を見つけると、未央奈を案内する。


落ち着きなくぎこちない男の横顔を、柔らかく微笑み見つめる未央奈であった。








______終電の時間はとっくに過ぎたが、未央奈はそれを切り出すことなく、また男も尋ねることはしなかった。


ここ数日、緊張が続いていた未央奈から笑顔がこぼれていた。

2人の話は、黒かった空が薄オレンジ色に染まるまで尽きることはなかった。




秋元柊(しゅう)______
未央奈の幼馴染み。
歳は未央奈の2つ上だが、中学、高校も同じだったことから、2人は兄妹のように親しかった。
運動は得意ではない。極端な文学少年である柊。それに比べ、未央奈は美しい容姿と活発さで学年のマドンナ的存在であった。

ただ未央奈は、柊がいつも大人染みた考え方をするところ。沢山の本を読んでいて、それを話して聞かせてくれるところ。勉強ができるところ。幼い頃から作曲家になると言う夢を持ち続けているところなどから、柊を慕い尊敬していた。

また少し特別な想いを持っていたと言うのは、未央奈のみが知るところである。


高校卒業後、柊は夢を叶える為に働き口を探して都心に出ていた。
地元の高校に通っているはずの未央奈と、都心に近いこの場所で出会うことは柊にも理解不能なほど、意外なことであった______








乃木坂学園特進クラス 普通授業科目
授業中______


特進クラスには、大学卒業後に就く職業に向けて訓練を行う特別科目と、大学進学の為に必要な普通科目とがある。

その普通科目の授業中。
秋の涼風がそよぐ教室で、夢の中にいる生徒が2人。


1人は飛鳥。
これは教室で見かけるよくある光景だった。目のマークがついたアイマスクをして眠る彼女の度胸は大したものだ。以前に紙袋を被って眠っていたことがあり、さすがにこれは教師の怒りをかっていた。


もう1人は未央奈。
始発で寮にこっそり戻り、シャワーを浴びて朝のしたくをした。柊と会ったことで、これまで張詰めていたものが少し緩んでいる様子だ。
柊には乃木坂学園のことは話さず、進学の為に都心の高校に転校したと伝えた。

昨日は未央奈にとって、ここ数日で最も密度の濃い一日だった______

完⊿初任務編🔖

最後までお読みいただきありがとうございました。

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eidaman