今日は曇りのち雨で、最高気温20度の予報です。

 

27日の日曜日。同級会に行く途中、胎内市の「乙宝寺」を訪ねました。

 

新潟市から山形方面に日東道を走って40分。

荒川胎内ICを下り、日本海方面へ向かって5分の所にあります。

 

「乙宝寺」は、奈良時代の天平8年(736)に聖武天皇の勅命によって、北陸一帯の安穏を祈って建てられた古刹です。

 

 

参道の先に見えるのは「仁王門」です。

 

仁王門の手前の右に「弁天堂」があります。寛文8年(351年前)の再建。

本尊は弁財天で商売、学芸の神として祀られているそうです。

堂内は四季の草花の絵で壮厳との事。県指定の文化財です。

 

 仁王門

金剛力士像

 

近世初期に村上城主 村上義明が寄進した三重塔。

380年の歴史があり、国の重要文化財になっています。

 

 

「手水舎」・・・独鈷水(どっこんすい)と呼ばれる水が湧き出ています。

この地を訪れた空海(弘法大師)が、「独鈷杵(とっこしよ)」で地面を突くと

水が湧き出たという、今でもこの水が湧き続けているそうです。

 

 

 芭蕉の句碑 ・・・この碑の後ろの丸い碑です。

 

 大日堂

 

上記以外に、宮大工が鎌倉時代と同じ様に作った「真言堂」や釈迦の左目を収めたという伝説の「舎利塔」などがありますが、時間の都合でここまでになりました。