食道アカラシア記 発症初期編① | アカラシアってなんですか?

アカラシアってなんですか?

喉の詰まり、胸の痛み、逆流、ゲップ、鼻から逆流(寝ゲロ)...などの症状は食道アカラシアかもしれません

2012年の夏ごろから食べ物が喉につかえる症状が出始め、2014年2月に食道アカラシアと診断。春にPOEM手術を受けました。

アカラシアとわかるまでの経緯を覚えている限り書き綴ってみたいと思います。

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一番最初に症状が出たのははっきりとは覚えていないのですが、
2012年の7月頃だったと思います。

いつものように夕食を食べていた際に、食事がのどに詰まりました。
この時は「よくかんでなかったからな~。」くらいに思っていました。
少し焦ったものの、胸をトントンしてるうちに流れていったので特に気にもしていませんでした。

その後1~2週間に1回くらいの割合で、決まって夕食時の一口目で詰まるように。
朝昼はまったく問題ないのになぜか決まって夕食の時に詰まっていました。

この頃、職場でいろいろストレスを抱えていたので今振り返るとストレス過多のせい?
なんて思いましたが、アカラシア発症の原因はいまのところ特定されていないようです。
でも、ストレス抱えている方は多いかな、とも思います。

10月になり、姪っ子の運動会を見に行っていたときのこと。。。
お昼にレジャーシートに座ってお弁当を食べていたとき、詰まりました!!!
初、お昼に詰まる!!地べたに座って食べていたので、下を向き猫背の状態だったので
体勢が悪かったのでしょう。。。

この時は同居中の両親は時々詰まってしまうことを知っていたのですが、姉一家には特に言う必要も
ないので話してはいませんでした。しかも周りにはよそ様のご家族もお昼を食べている状態。。。
なんとか静かに処理せねば、と一人で頑張ってはいたのですが、どうにも通過してくれず、
母にSOS。背中をさすってもらいましたが、結局通過せず、そっとビニール袋にリバース。
苦しくて苦しくて、涙目になっていました (´・ω・`)はぁ、ツラ。
母が姉に「最近時々こうなるのよね~。」なんて心配しつつもかるーく説明してたな。

この頃(2012年10月頃から)、突然夜中に背中に痛みを感じて起きることがありました。
背中から奥歯の付け根あたりにかけてなんとも表現しがたい痛みが走り、しばらく続きます。
あまりの痛さにしばらく呻いていました。が、20分ほど我慢していると徐々に治まっていきました。
この痛みはその後2~3週間おきに3回ほどありましたが、その後は全く起こらなかったので
徐々に忘れていきました。

後々になってこれがアカラシア患者の特徴である胸痛だったのだということを知るのですが、
この時はそんな病気があるとも知らなかったので、食事が詰まることと背中の痛みを
結びつけて考えてはいませんでした


それよりもむしろ、私にとって深刻だったのは、詰まる頻度がどんどん増えてきたことでした。

                                                         つづく