どうも・・・ショーエイです。
アメリカ大統領選の結果が出ました。
この結果は米国民がトランプを選んだというより、
バイデン政権に米国民がうんざりし、
トランプの方がマシだという判断になると言えます。
そういいう意味では、現状どちらが最悪かで選んだ選挙です。
結局のところカマラ・ハリスに変わっても、
変化が望めないことを痛感しての形だったと言えます。
まあ、当ブログではこの辺を以前に話したわけですが、
どうやらその通りになった感じで、
驚きではありません。
さて、トランプがホワイトハウスに返り咲いてどうなるか…
殆どの人がトランプの行動を
読めないという形で困惑してますが、
彼が実際に何をしたいのかを察すれば予測はつきます。
【トランプの目的とは…】
彼は「アメリカを再び偉大な国にする」と豪語してます。
普通の人が困惑しているのは、
アメリカファーストになるという点ばかりを気にするからです。
ところがトランプの本心は、
「自分を偉大にしたい」
この点は以前に動画で皮肉ったとおり、
自分が偉大な存在になりたいというだけです、
その辺の違いを理解したうえで考慮すれば、
意外とトランプという人物像は見えてきます。
上の写真は銃弾に逃れた時の写真ですが
この様なイメージで、
自分が英雄として名前を刻みたいという感じなのでしょう。
では、彼はどういう英雄に成りたいのか…
簡単な話、彼の言動から察するに、
カエサルことシーザーの様な英雄として、
歴史上に名前を残したいという事です。
勿論、カエサルはローマ時代に多数の戦歴を持ち、
多くの軍功を上げています。
カエサルに成りたいという言葉で、
その辺を混ぜて考えるとまた困惑します。
トランプの目指すカエサルの部分は、
共和制ローマから帝政ローマに移行する際の、
永世独裁官になったという点です。
いわば絶対無二の存在として、
ローマを支配したという部分で、
同じ共和制のアメリカで同じような存在として
歴史に名を刻みたいという事なのですが…
難しい話…別段、独裁者になりたいという訳でもありません。
ただ、トランプの性格上、
議会の採決で法案が決まるという、
いわば他人が多数決で判断して国を運営するよりも、
自分だけの裁量ですべてを決断できる方が
スムーズかつ物事を進めやすいという事です。
ある意味、国をワンマン経営の会社にしたいという事です。
こういう意味で彼はカエサルを目指したい、
いわば永世独裁官として自分がアメリカをリードして、
世界全体を支配して平和を齎し、
歴史に英雄として名前を刻みたいというのが目的なのです。
さて。彼が大統領に成りたかった目的は、
要するにこんな感じなわけです。
ある意味独裁者な訳ですが、
そこだけを警戒して身構えても、
寧ろトランプを暴走させるだけなのです。
逆な視点で物事を言えば、
彼が英雄に成れるように助言できれば、
トランプも耳を貸すということです。
二期目の大統領として彼が最も恐れる点は、
「凡庸な大統領で終わる」
という事です。
凡庸な大統領とは…
トランプにとって歴代大統領の業務は凡庸に過ぎない。
反対に初代大統領ジョージ・ワシントンであり、
トーマス・ジェファーソン、ジェームス・マディソンら、
アメリカ建国の祖として名を刻んだ人物であり、
奴隷解放という歴史的な決断をした、
エイブラハム・リンカーンは医大と認識する意味で、
それ以外の功績は
歴史的に大きな評価を得ていないという点で、
凡庸という事になる。
なのでトランプは何か歴史上に
大きな痕跡を残す事業をしたいと願ってるのです。
そして凡庸以下の最悪のレッテルは避けたいと願う所もあり、
実は寧ろこちらの方が厄介になる点は否めないわけです。
いわばアメリカ合衆国の衰退の要因になることで、
それ故に
アメリカ・ファーストを謡っているという感じになるわけです。
いわば…「トランプのせいでアメリカはダメになった」
という歴史的な評価だけは許せないといった心情という話です。
【普通の政治家との違い】
普通の政治家、特に民主制の政治家ですが、
彼らは政治で「何をしたい」ではなく、
「何が出来るのか」で物事を考えます。
ある意味、多数決で決める民主制に於いては
理性的な思考です。
ただその中で何か結果を残す話になると、
発想はショボいです。
ショボいというのも何かを初めて行ったで満足するからです。
目的がほぼ無いとも言っておきます。
安倍元首相にしても、
日本初の憲法改正に着手した人を目指していた程度で、
憲法解釈の変更という建前で憲法を無視するようなら、
ある意味、憲法改正の必要性はないという流れに成ります。
何が出来るかで考えるレベル故に、
何かをする時は、合理的な意図はなくとも、
何か出来ただけの結果で満足するのです。
故に…「何かをしたい」で動く政治家の考え方とでは、
思考の構造が全く異なって理解できない状態に陥るわけです。
ただし、「何かをしたい」でも、目的遂行のために「何をするか」
そして勿論、「何ができるか」現実的なロードマップが構成できないと、
寧ろ「何が出来るか」で考えているだけの人よりも
質が悪くなるのも事実です。
いわば「何かをしたい」で動く人は
科学者の様なタイプが多いのですが、、
中には「何ができるか」を考えずに行動する人も居るという事です。
トランプの場合は科学者タイプでない「何かをしたい」人ゆえに、
扱いがかなり難しくなるのは事実です。
逆にイーロン・マスクは科学者タイプの
「何かをしたい」人なわけで、
トランプがイーロン・マスクの様な人物が好きなのも、
自分の何かをしたいに答えてくれる頭脳があるからと言えます。
【「何かをしたい」と「何が出来るか」の思考の違い】
「何が出来るか」で考える人はインテリが多いわけで、
学歴的には優秀で、かなりの情報に精通した人も居ます。
故に理性的なことは間違いありません。
一般的に頼れる人や優秀と思われる人物です。
寧ろ「何かをしたい」だけの人は、
博打的な行動に出る人が多く、
浅い情報で動いてしまう故に、
一般的には危うい感じで見られます。
所が、ここが馬鹿と天才は紙一重という部分で、
科学者タイプも「何がしたい」で動くのです。
IQという形で思考のレベルで表現すると
以下の様な形に成ります。
低IQ⇒「何かをしたい」ほぼ欲求に任せて行動するタイプ
↓
忠IQ⇒「何が出来るか」を把握して自分が出来る中で生きていく。
↓
高めのIQ⇒「何かをしたい」中で目的達成のための方法を
学習や経験から学び、あらゆる手段で着手する。
失敗を恐れず、失敗を経験にして改善していく。
↓
高IQ⇒情報を精査してできる範囲を明確に定め
その中で「何が出来るか」を探り出す。
※科学的には定説と仮説の区別なく、有力な説に準じる。
可能な事を優先し、失敗する事は排除して考える。
↓
天才⇒「何がしたい」かを優先し「何が出来るか」の中から
「何が出来ているか」と「何が出来ていないか」を分別し、
「何が出来るか」を広げながら「何がしたい」を研究する。
失敗ではなく不可能を排除しながら、
可能性を最大限に探求して思考する。
上記の構図の中で、中IQと高IQは相性がいいです。
更に高めのIQと天才も相性が良いです。
中IQと高IQの人にとっては、低IQのタイプと、
高めのIQと天才が類似して見えるため、
あまり好感されて見られないのも事実です。
トランプがどこに当てはまるかは察するところでしょう。
欧米の政治家を高IQのところに当てはめると、
失敗する可能性を考えて思考するため、
可能性だけの話で失敗するかどうか解らないという
トランプのタイプとでは議論に成りません。
逆に天才からすると…
失敗するという可能性で考えている部分に、
「何が出来ていないか」を把握し、
それが可能性を下げている点まで見出せるのです。
ロシアとの関係で考えるなら、
ロシアを信用するのは危険で、
信用して油断すれば
ロシアがヨーロッパへの侵略を推し進める
という思考で考えます。
欧米の安全を考えるなら、
信用せずに防衛を強化しておく方が安全な訳です。
仮にロシアを信用して経済的に結びつき、
ロシア経済を強化する形に成れば、
ロシアはその影響力で欧米に圧力を掛けてくる。
これが高IQの思考です。
では…
戦争を前提にロシアの関係を考えるのが健全か、
経済的な競争力でロシアとの関係に対抗するのが健全か?
ここが「何ができていないか」の部分で、
いわば「何が考えられていないか」の部分になるのです。
更には文化的な影響力であり、
それから世代的な思考の変化、
これらは明らかに欧米有利な点です。
そういう点まで見据えて、
ロシアを敵国扱いする考え方は
不毛の策と断定するわけです。
中国にしても同じで、
いずれは中国が技術的にアメリカを凌駕するかもしれません。
ただし、日本がそうであった時代もあるわけですが、
文化的な流れで日本は寧ろ欧米に流れてしまったわけです。
これによりサッカー人気が高まったり、
MLBやNBAに憧れたりという文化的な共有が浸透したわけです。
中国との関係も、同じように考えることで、
寧ろ文化的な融合の面で将来的な安全保障を考える方が、
効率的に有効性が高くなるのです。
まあ・・・トランプの場合、中国に対しては後ろ向きみたいですが…
【トランプは意外と合理的な意見が好み】
安倍晋三は合理的な思考ではなかったわけで、
故にトランプに対して子分の様にするしかなかった。
前述の通り、トランプの目的は何か偉業を為したいわけで、
こうした点で合理的な話がトランプにできるのなら、
彼は喜んで耳を貸すでしょう。
ただしトランプの偉業として成立するような内容でないと、
彼はj興味を持ちません。
まあ、面倒くさいのですが、
そういう所を上手く使う事なのですが・・・
トランプがイーロン・マスクを参謀として
どれ大事にするかでも変わってきます。
勝利演説でかなりイーロンを持ち上げていたので、
現状、良い関係性にあると考えれます。
イーロンがトランプの参謀になることを前提に、
上記のIQタイプの構図を出したわけですが、
ザックリと話すと、
世界が対立でなく平和的に纏まる話でないと、
今後しばらくは通らないとも言えます。
イーロン・マスクは結構豪快な事をやりますが、
かれの思考は平和的で、
国同士の対立ではなく、国同士の繋がり、
あるいみグローバル経済化を望みます。
強欲な意味でも、
そのほうがイーロンも各国相手にビジネスしやすいから、
という形で考えてもいいでしょう。
頭の悪い人は、強欲な面だけを強調して、
その人間性まで疑うわけですが、
強欲な思考と、平和的な思考が合致する方が、
実は人間性として合理的で
説得力があるという風に考えるべきです。
いわば平和的なつながりの方が、
合理的に儲かるというのなら、
その方がより多くの人にとっても、
有難い話だからです。
その反対は軍事産業を儲けさせるのと同じなわけで、
緊張感高まる外交状態で、
防衛防衛を意識させて、
軍事産業の営業に乗っかって考えてる方が、
寧ろ間抜けといってもいい話です。
ならばスターリンクを儲けさせる方が良いのでは?
人間誰もが自分の利益を優先するのだから、
他人のそれを否定して考えるのは愚かしいことです。
反対に何を売ろうとしているのかで考えて、
平和的な商品のビジネスなのか、
それとも好戦的な商品なのか?
そこで判断することの方が大事なのです。
【警戒してもトランプの最初の2年間は・・・】
トランプが仮に本当に終生大統領を目指すなら、
憲法改正が必要になります。
現状、共和党が議席数で両院半数を握ってますが、
結局は議会の2/3が必要で、
そのあと各州議会の3/4の賛同が必要になるという手続きです。
これらから賛同を得るためには
相当な実績を最初の2年間で残さなければならない為。
どれだけ良い大統領を演じられるかに掛かってきます。
まあ、トランプではほぼ不可能に近い話なので、
1年ほどで崩れると思います衣が、
2年くらいは頑張ってみてほしいです。
2年後には中間選挙があります。
そこで議会の2/3を共和党が占めれば、
トランプの目的に近づくわけですが…
まあ、米国民はバイデンやハリスよりマシで選んでいるので、
トランプを増長させるような形は
どのみち無いと考えていいと思います。
さて我慢して良い大統領を演じて
次の2年間にやりたいようにやれば
トランプの評価は凡庸なポンコツで終わるでしょう。
寧ろ本当に歴史に名を刻みたいのなら、
国連改革に着手するべきで、
国連事務総長の選挙システムと、
国連議会制度構築などを推し進めて、
国連による世界政府を構成すれば、
歴史上に偉大な大統領として名を遺すかもしれません。
その上で初代選挙で選ばれる国連事務総長になることも
ある意味ありうるという事です。
そうすればジョージ・ワシントン並みの名声が得られます。
ある意味、他のアメリカ大統領ではここに着手しません。
なぜなら彼らは「何ができるか」でしか考えないから。
ある意味、世界政府を作るより、
国連事務総長の指名権に米国の関与が高い状態の方が、
アメリカにとって望ましいからです。
トランプも所詮はアメリカ・ファーストなので、
その程度と同じと思いますが、
本気で偉大に成りたいと考えて実際にできることは、
実はこうしたことなのです。
【中国が台湾進攻に踏み切るか?】
ぢっかの著名人は、
中国が台湾進攻に踏み切るなんて予測を立ててますが、
中国が台湾進攻に踏み切る条件は、
ロシアが共に戦える状態にあるときです。
ウクライナとの戦争が休戦状態になったら、
中国は台湾進攻のタイミングを見失います。
仮に習近平氏がそこに踏み切った場合、
時期を見誤った者として晒し物にされるでしょう。
【トランプは既に経験済みで免疫がある】
いわばまたトランプか…
2025年以降の4年間はそんな状態です。
トランプが変わらずあの調子なら、
アメリカをあきらめて以前の通り振舞うしかないです。
まあ、いい方向で滅茶苦茶やってくれればいいですが、
あまり多くは期待しません。
ただ、この結果を受けて、
米国民がバイデン政権にNOを突き付けたのは幸いで、
実際に米国民が望んでいるのは、
世界平和だという事なのでしょう。
国連事務総長と国連大使または国連議員の
選挙制をもとに
「何がしたい」と「何ができるか」で考える人の
違いを説明します。
「何がしたい」人は、
これらの選挙制を制度化したいわけです。
選挙と言えば聞こえがいいが、必ずしも簡単ではありません。
「何ができる」で考える人は、
中国などの民主制でない国が
まともに選挙で選ばない、または不正で選出することを言います。
普通はここで「何がしたい」の思考は止まります。
でも、まず現状、どの国も政権の意向で
大使を選出しているわけですよね。
では、元々が選挙的に不正がある状態があたりまえという事。
まあ、民主制国家は選挙で政権が選ばれて
その政権が大使を送っているのだからと言いますが、
それとは別に選挙でえらんでも良いのではという事。
まあ、機能面で国連は外交の場で
政府ではないという話に成れば別ですが、
では、世界がまとまりのない状態は
国連で各国が外交上の機能をマヒさせているからで、
国連がどう動くかは関係ないという事で終わりです。
議会制にするという事は、
国の政権運営とは別に、
世界平和を議論する場とする意味です。
また例えるなら、米国の場合、
国連議員が民主党で選ばれ、
大統領と議会が共和党だった場合、
外交問題を議論する形が
民主党と共和党の違いで解りやすく反映され、
国民はそれも参考に考えやすくなります。
いわば国家運営と外交議論を別に見れる場としたいのです。
その上で、ウクライナ進行に対して、
民主党の国連議員は支援を続けると唱え、
共和党大統領は打ち切るとした場合、
その国民が今度はどちらの議論で動くかで、
国家運営の議会を変えるか、
それとも国連議員を変えるかで選択するわけです。
任期を2年か3年、現状理想は2年とし、
外交政策であり国際協調に関する
米国民の意見を反映させるには、
解りやすい形に成ります。
TikTokの件なども含めて、
中国と対立する姿勢が望ましいのか、
それとも経済的に協調する方が望ましいのか、
国政とは別な意味で国民の意見が反映されるのです。
そうなると仮に国連議員の外交政策がマジョリティを得ていたなら、
国連の意向に反する国家運営は
自然と国政選挙で現れるわけですし、
その逆に国連議員が排除されることもあるわけです。
何にせよそこは双方の主張が
どれだけ国民に理解されるかなので、
より民主的に外交と国家運営が機能する形に成ります。
勿論、現状どの国の政権も、
政権運営に反する形で国連に大使を送りたくないのは当然です。
ただ、本当に国際社会の改革が必要ならこうしたムーブメントは、
国民意識の中で進めていくべきです。
では、不正問題に関して…
現状がその選挙不正の状態と同じなわkで、
どの政府も政権の意向で大使を選んでいるに過ぎないのです。
ある意味、基本的にはその形を維持しつつ、
民主制国家では国民の意思を反映して
国連大使を国連代表または
国連議員として選出するか決める形を取るのです。
これを国連で議論しても意味がないのが現実的な話です。
では、どうするのか…
国家単位で実践する形を取り、
徐々に各国にその選出法を推奨していく形で浸透させるのです。
まあ、日本人には無理な行動かもしれません。
ただし、現状、政権が割れた状態なら、
どこかの党がこういう主張をすることで、
制度化できる可能性はあります。
ある意味。立憲民主党を含む少数政党にとっては
チャンスでもあります。
いわば国連に選挙で大使を送り込めれば、
その政党の外交方針は国連内で
少なからずともアピールできるからです。
知事同様に、選挙で選ばれたわけなので、
政権政党に従う必要性もありません。
勿論、国連議員の意向に国が従う必要もないのですが、
その結果をもって次の選挙に大きく影響していくことは明白です。
こういう形で日本独自、または各国独自で
民主的な選出方法に変えていけば、
その機能の有効性が国民にとってプラスになるなら、
他の国の民意として浸透していく形に成るわけです。
これが「何をしったい」の現実的なロードマップなのです。
国連で議論されるのは世界全体の協調議題です。
国同士の外交交渉は外務省が行うものです。
日米間の貿易交渉は外務省の問題ですが、
ウクライナ問題や、
イスラエルとパレスティナ問題に関しては、
国連の議題です。
国連代表がイスラエル批判に票を投じても、
政権政党の意向ではないと言っても、
米国との関係に傷はつかないわけです。
ただし、国民がその国の姿勢に疑念を抱けば、
選挙で国連大使の政党が政権を握る可能性も高まります。
ある意味、日本の野党で連立を組む条件として
こうした交渉が出来るなら、
国民の評価はもっと変わると思うのですが…
政権を握った時の邪な考えが過って、
こういう改革を提案できないのかな…
本当に自分の制作に自信があるのなら、
どういう形でも国民を納得させられるという、
そういう自信がないのですかね…結局は…



