エリアーデには、ユリイカか現代思想かで出会ったと思います。インドでタントラの密儀を女子学生と実践してグルから追放されたとか、彼がインドに留学してた頃、ガンジーが逮捕される事件があったとか。30年前、チベット密教や瞑想など、ニューアカデミズムの隆盛、そして、オウム真理教、私は、代々木駅前でSYOUKOUの着ぐるみの選挙運動を見ていました。
エリアーデは、ルーマニア人でブカレストに生まれ、ブカレスト大学でも教鞭をとりました。私はブカレストに初回は3週間、滞在しました。チャウシェスク政権の倒れたすぐ後で、仕事がらみで行ったのですが、革命で倒れた人の追悼集会やビルの銃弾後など生々しい情景でした。ポロシャツが200円で買えましたが、ボタンがぼろぼろとれました。お土産の彫刻や皿がスタジオにあります。ブカレスト大学の大学生たちと過ごしました。ちょうどディープパープルの公演前で、ワインなどを男女で回し飲みしながら、輪になって踊ったりしていました。ラテン民族です。
月に関しては、ちょうど同じ頃、「月の魔力」という本などを参考に、周期の研究を手伝いました。1990年の12月に何かが起こる、とキャッチがつけられました。フルムーンで、のことです。
日本人は、雪月花、その移り変わり、芭蕉のいう造化を味わいます。神話にも、月読命が出てきます。ウケモチ、ツクヨミとアマテラスの話ですね。エリアーデは、日本であえて例えるなら折口信夫に相当するような人物だとか。
私が詩人で浪漫主義者だった頃?、月は、多くの文学作品のモチーフに使われていました。シュトルムの「みずうみ」や、当時の、村上春樹の「ノルウェーの森」にも、人心に影響力を与えるものとして描かれています。
月を崇める暑い国では、国旗に月が使われます。ノイシュヴァンシュタイン城の、あのルートヴィヒ2世は「月の男」とアポリネールに呼ばれました。ルナティックというのは、狂気です。月が人を狂わせることからです。ルナは、月ですね。満月の夜によく事件が起きるのです。月の周期は、地球の潮の満ち欠けとなり、同じような水分構成の人体にも働きかけるわけです。
今回のレゾナンスCafeは、2月の夢の話からつながっていて、広汎すぎてまとまりません。思いついたワードを列挙しときます。神秘学、人智学、霊的、幽体アストラル、ユングの深層心理、シュタイナーの感性の文化。シャーマニズム、エクスタシー、脱魂、忘我、トランス状態、クンダリーニ、チャクラ、全知全能感。宇宙、コスミックセンス、仏ほとけ、アーカシックレコード、エーテル、エクスタシス、エンタシス、臨死体験、蝶々やお花畑、ミュトス、神話、宗教、文学作品と物語、創造性、言語、ヒマラヤヨーガ、現代芸術、ヨガスートラ。
後半は、二元論、知覚心理学から言語学、ことばと響きということが、ほーさんのハプニング的なうるうる実演で伝わりました。黙読と朗読との違いです。(群読も面白いです。)
zoomは参加者に同じ面積の画面を与えられます。発言の持ち時間を同じにしたら、形式的には平等ですが、これも度量衡に括られているので、そこを超える思考の場づくりが課題です。
オーケストラというよりは、指揮者のいない即興演奏、私たちはいまだオーケストラを理想の頂点とした思考から抜け出せません。それを超える多様性での調和をどうしていくのか、でしょうか。
500色の色鉛筆の話、500色に色を名付けるのは、言葉での作業、ていねいに扱うことでしょうか。魚群のシンクロは、似ているようで、一体化するから、真逆のあり方です。
その色鉛筆を販売するフェリシモは、1989年、ハイセンスから社名変更しました。その頃、大阪でご馳走になった矢崎社長は、私と誕生日が同じです。ジュリーと同じと長年まわりにいってきましたが、彼は6/25でした。この日、最大のショッキング!
ということで、今回は1989〜1990年に、私のなかで大いにシンクロしました。