野田佳彦財務相は7日の閣議後会見で、平成23年度税制改正の争点である法人税減税について、「(5%引き下げは)見合いの財源確保に協力してもらわないと難しい」と述べ、減税を要望した経済産業省や経済界が有力な財源を示さない限り、5%引き下げは困難だとの考えを示した。

 

政府税制調査会は法人税を5%引き下げた場合、国税のみで1兆4000億~2兆1000億円の財源が必要だと試算。だが、要望した経済産業省などが示した財源は数千億円に留まり、税調は税率を3%程度に縮小する方針を固めている。

 

日本経団連の米倉弘昌会長は6日の会見で「(減税幅の縮小案は)非常に解せない」として、代替財源を確保できなくてもあくまで5%減税を実現するべきだとの考えを強調している。これに対し、野田財務相は「(減税効果は)なかなか担保できる話ではない」と述べ、5%減税を主張し続ける経団連を牽制(けんせい)した。

 

 

7日午後1時半ごろ、大阪市中央区の府庁本館、別館、府公館などが停電した。約1分後に非常用の自家発電を作動させ、午後2時10分現在、停電状態は回復していない。府庁舎管理課の担当者は「これほど全庁的な停電は聞いたことがない」と述べ、対応に追われた。

 

関西電力や大阪市消防によると、大阪市中央区安土町の本町変電所などでトラブルがあったと情報があり、現在、確認を進めている。大阪府警東署によると、けが人はいない。

 

 停電時には、本館2階の第1委員会室で府議会決算特別委員会が開かれていたが、停電の発生に伴い、議会中継を行う機材が作動しないなどの理由で急遽(きゆうきよ)、休憩に入った。

 

 橋下徹知事は「前代未聞ですよ。それぐらい行政の庁舎としておかしいですよ。インテリジェントビルで100%こういうことがないとは限らないが、しかしこんなことはだめ。早く移転すべき。いい事例になった」と述べた。

 

 

持ち家と並ぶ、サラリーマン人生の「2大出費」がマイカーだ。車の維持コストが家計に重い負担をかけていると指摘するのは、「家計の見直し相談センター」の藤川太氏(ファイナンシャルプランナー)だ。

 

「まず、年間の維持費がバカになりません。そのうえ、住宅とは違って6年ほどで次々に買い替えていくものなので、高価な車種に乗っていなくても、マイカーにかかる費用は生涯で3000万円を超える。つまり家が一軒建つほどの出費になる、とんでもない“カネ食い虫”なのです」

 

 平均的なマイカー(200万円)を購入した場合、年間のコストはいくらなのか。藤川氏に算出してもらった。

 

 車体の費用200万円を、60回払いのローンで払うとすると、月々3万5000円で年間42万円。駐車場代は月1万円として年間12万円(ただし、都心部なら月3万円は下らない)。これらに加え、車検代(1年あたり7万5000円)、保険料(5万円)や自動車税(3万4500円)は、車に乗らなくても毎月かかるコストだ。

 

 さらに、ガソリン代、エンジンオイルやタイヤ交換といった整備費用、高速代や外出時の駐車場代がかかる。これらは乗らなければ抑えられる費用だが、平均的にはこれだけで17万6000円。マイカーを維持するためだけに年間80万円以上が消えているのだ。

 

「これだけの費用をかけても、よほどの稀少車でない限り、資産にはなりません。まだ十分に動く5年落ちの乗用車でも、下取り価格はタダ同然になってしまう。場合によっては、マイカーを持たずタクシーやレンタカーを使う方が経済的です」(藤川氏)

 

 マイカーにかかる年間80万円があれば、たとえば東京の場合、タクシー初乗り710円なら年間1100回以上、つまり2km以下の近距離なら毎日3回以上も乗れる計算になる。3kmほどをマイカー通勤しているのなら、同じ距離のタクシー料金は1500 円程度。80万円あれば、年間270回乗ってもおつりがくる。これなら平日はほとんどタクシーで通勤できることになる。

 

 休日に旅行やレジャーで車を使う場合も、レンタカーで十分だ。小型車なら年間100日程度借りることができる。

 

「地方など、どうしても生活に自家用車が必要ならば、軽自動車への乗り換えをおすすめします。エコカーも燃費がいいですが、車体費用や税金を考えるとまだ軽自動車のコストの方が低い」(藤川氏)

 

 いまはマイカーを持たない30代以下の世代が増えているが、これは極めて現実的な選択といえる。旧来の常識にとらわれず、固定資産の見直しを進めてほしい。

 

 

漫才コンビ、メッセンジャーの黒田有(40)が1日、大阪・なんばグランド花月で行われたMBSテレビの特別番組「上方漫才トラディショナル」(5日、午後2・54)の収録に参加し、約1年ぶりにテレビ復帰を果たした。相方のあいはら雅一(41)と「お前の息子の名前、慶二(刑事)やから弟の名前は犯人でエエやないか」(黒田)、「家が取調室やないか!!お前は犯人やから経験あるやろうけど」(あいはら)、「オレは容疑者や!!」(黒田)などとブランクを感じさせない漫才を披露した。黒田は昨年12月に飲食店店員にケガを負わせたとして所属の吉本興業から謹慎処分を受けたが、今年4月に舞台復帰とラジオ復帰はしていた。

 

 

「飲むだけで確実にやせる」「がんに効くといわれている」といった誇大な広告を使用する健康食品について、消費者庁は30日、悪質な業者名を12月から公表する方針を固めた。健康被害や効果がないなどの苦情が絶えないことから、健康増進法の運用を強化し、同法に基づく行政処分に初めて踏み切る。

 

 健康食品で「がんが治る」などと医薬品のような効能をうたうと、薬事法に触れ、刑事罰の対象になる。

 

 しかし、同法には触れないが、消費者を誤解させる広告は、インターネットを中心に少なくなく、国民生活センターには、健康食品について「飲んだら吐き気がする」「利用してもやせない」などの相談が、毎年1万5000件前後寄せられている。

 

 健康増進法では、病気の予防効果や栄養成分の効果などをうたう広告で「著しく事実に相違したり、著しく人を誤認させるような表示」を禁止している。

 

 消費者庁は今年6月以降、「最高のダイエット食品」「血行を整え、むくみを緩和」など、表現が不適切なネット広告を出している業者約300社に改善を求めてきた。12月になっても改善されない場合は、勧告を行った上で業者名を公表する方針だ。

 

 消費者庁はまた、商品を著しく優良と誤認させる表示を取り締まる景品表示法の運用も強化する方針。

 

 消費者庁が昨年9月に発足する以前は公正取引委員会の所管だったため、健康被害の防止よりも公正な競争の確保が重視されやすく、同法で健康食品の表示が取り締まられることは少なかった。

日本ハムからFA宣言した森本稀哲外野手(29)の横浜入りが、決定的となった。29日に横浜市内のホテルで加地球団社長、佐藤常務らが出席した横浜サイドと初交渉。3年総額3億円を超える好条件を提示され、条件面で大筋合意した。近日中に「横浜・森本」が誕生する可能性は高そうだ。

 

 すでにFA宣言した内川のソフトバンクへの移籍が決定的。外野の一角が空いたうえ、チーム打撃のできる2番タイプが不在のチームは、当初用意していた2年総額2億円の条件を変更。3年総額3億円以上を提示した。中堅手として期待する佐藤常務は、「条件面では大筋で合意している。あとは本人の意思次第。いい方向に向かっていると思う」と自信たっぷり。森本は「ビックリした。すごい期待されていると感じた」と好印象を隠さなかった。

 

 交渉では、森本が日本ハムで積極的だったファンサービスまで話が及び、加地社長は「先頭に立ってチームづくりをしてほしい」と期待した。10月の身売り騒動は自身の決断に関係ないとした森本は、「1週間以内に答えを出したい」と断言。日本ハムとの交渉予定もなく、横浜とは次回交渉で細かい条件を詰める予定だ。横浜入りは秒読み段階に入ったといえそうだ。

 

 

国土交通省が30日発表した10月の建設工事受注は前年同月比5・6%減の5867億円と5カ月連続で前年同月実績を下回った。リーマン・ショックの影響が直撃した昨年の水準すら下回り、水準としては、現行調査を始めた1985年以降では最悪となった。公共事業の縮小に加え、円高を背景に民間製造業の設備投資が激減したためで、国内ゼネコン(総合建設会社)の苦しい実情が、改めて浮き彫りになっている。

 

 受注の分野別では民間製造業が前年同月比31・9%減し、公共工事も44・1%減となった。一方で、運輸業や郵便業、サービス業など民間非製造業は16・7%伸びた。

 

 

桜井正光経済同友会代表幹事は30日の定例会見で、12月3日に会期末を迎える臨時国会について「今年度補正予算の審議が目玉だったが、関連法案など本質の議論以外の話題に時間がかかっている。世界的にみてもかなり異質だ」と述べ、尖閣諸島での漁船衝突問題や民主党の小沢一郎前幹事長の喚問問題などで迷走を続ける政府・与党の国会運営に苦言を呈した。

 

 そのうえで年明けに予定されている通常国会では「来年度予算の審議が中心になるが、景気対策を具体化していくためにも審議に十分な時間を割いてほしい」と要望。「政治家はこの国のあり方に対し責任を持つべきだ」とくぎをさした。

 

 

花菜役は愛菜ときい おばあちゃんは岩下志麻 紅白初出場の話題曲

 

NHK紅白歌合戦に初出場も決まったシンガー・ソングライターの植村花菜さんの「トイレの神様」が11年1月、TBS・MBS系でスペシャルドラマ化されることが29日、明らかになった。主人公・花菜の幼少期を子役の芦田愛菜ちゃん、成長後を女優の北乃きいさん(19)、おばあちゃんは岩下志麻さんが演じる。主題歌は植村さんが歌う「トイレの神様」。

 

「トイレの神様」は、植村さんを支えた祖母と暮らした日々をつづった9分52秒の歌。今年1月に各地のFMラジオ局で流され、幅広い年代に反響を呼び、メディアでも大きく取り上げられた。その後、7月に植村さんの自伝ともいえる著書「トイレの神様」(宝島社)や絵本にもなった。植村さんは紅白歌合戦で、全曲ノーカットで歌う予定。

 

ドラマは、植村さんが祖母との暮らした日々や母や兄姉との生活を、自伝を基にオリジナルの脚本を創作した。小学生の花菜(愛菜ちゃん)は、物心つかないころに両親が離婚し、母・洋子(夏川結衣さん)と兄姉がいる5人暮らし。隣で暮らしていた祖母の和嘉(岩下さん)が祖父・駿二(小林稔侍)を亡くし、落ち込んでいたため、洋子は花菜に和嘉との同居を命じる。トイレ掃除が嫌いだった花菜は、和嘉から「トイレには神様がいる」と聞かされ、「磨くとべっぴんさんになれる」と教わってから、掃除に励むようになる。時は過ぎ、高校生になった花菜(北乃さん)は、大好きな歌の道を目指す。花菜は、初恋も経験し、世界が広がり、音楽にのめり込む一方、和嘉と過ごす時間は少なくなっていく……というストーリー。

北乃さんは「植村花菜さんが歌う『トイレの神様』は以前から知っていました。9分52秒という長さは全く感じず、歌詞と植村さんのギターを持った姿が印象的でした」と話し、岩下さんは「家族の大切さを改めて考えていただけたらうれしいです」と語っている。

イタリアからの報道によると、政府の教育予算削減に抗議する学生が25日、中部の世界的観光地であるピサの斜塔を占拠、塔が一時的に閉鎖される騒ぎがあった。前日にもローマ市内のイタリア議会に学生らが突入しようとして警官隊と衝突しており、デモは全国規模で広がる様相を見せている。

 高さ約55メートルの斜塔には約30人の学生が乱入し、「大学改革に反対! 」と訴える垂れ幕をぶら下げた。この騒ぎで観光客は退去を迫られた。

 また、ローマの円形闘技場遺跡コロッセオでもデモに参加した学生が発煙筒に点火するなどして、予算削減に抗議した。