M&Aが多いなぁー
M&Aとは、「Mergers(合併)」and 「Acquisitions(買収)」を略した言葉です。
ここ最近、信金などからM&Aで買い手を紹介してほしい、または辻川さん買いませんか?という相談が非常に多い。
100パーセント地方で、、、
業態は有料老人ホーム、サ高住が9割。
買いたい、紹介したいと思う案件はゼロ
売上は何とかなる!
しかし、スタッフが、、、、、、、
これが管理者!
と驚愕することが多いからです。
地方では少し順調な経営者には地元の銀行からM&Aの依頼、相談が来ます。
そういった相談や情報がこない介護福祉経営者は赤字なのでしょう!
地方の介護福祉経営者の方で、自分だけに相談が来てると思って舞い上がってる人は要注意です。
勘違い経営者が非常に多く!
辻川さん、今度、M&Aをしようと思うんですよ!と喜んで連絡してきます。
止めたら!と仲の良い経営者には言えますが、
それほど、仲良くない経営者には頑張ってください!流石!とでも言って流します。(本当に流石!と思うかたも1割います)
10年前のライブドアの時のホワイトナイト的な立場に憧れを無意識に持っていたり、地域で頼られる存在だと思われてると勘違いしてしまうのでしょう。
僕は思います。
社員の心底は、「バ〇社長―!これ以上、忙しくしないでくれよ!あんたのエゴに付き合うのごめんだよ。そうはいっても安定した賃金はこの地域では見込めないし、、、」というのが本音です。笑
いま、世間ではコロナウイルスの影響で出社自粛や自宅での業務が推奨されている仕事も沢山あります。
介護福祉の仕事は実働しないと売上が得れない仕事。
働き方改革に適応しない職種です。
規模を大きくし見返りも少ない現場スタッフは会社が大きくなっても嬉しくないです。
それより、いかに休みが取れて、給与が上がるか
という職員の欲求を先に満たした法人の勝ちです。
以前のように、こうなったら還元できる!という目標達成型の後払い報酬では人はついてきません。
先にM&Aをするのであれば、会社の有り金を全部、還元してから協力を媚う。
それくらい、向き合っていくことで協力が得られます。
また、それ位の覚悟がないのにカッコつけてM&Aとかしない方が会社の為!
社会的に後継者不足、介護福祉業界では利用者の安心した生活の場を維持するための正義からくるM&Aは賛成です
ただ、勘違いすると10年後、、、、、、
怖いなーと思います。