管理? | 辻川泰史オフィシャルブログ「毎日が一期一会」Powered by Ameba

管理?

介護福祉の仕事は、

やりがいがあります!素晴らしい仕事です!自分を成長させてくれる仕事です!

ということは事実です。

私自身は介護の仕事を通して、利用者様と接して地域の歴史を学ぶきっかけになったり、戦時中の体験をリアルに聴くことも出来ました。

そして、より利用者様とのコミュニケーションを行うために新聞を読む習慣を持てたりしました。

記録を書く際に書き言葉と話し言葉など、人が読んでも分かり易く理解しやすい文章を書く為に練習し本も出版できるようになりました。

東京では、地元出身者の方が少なく、北は北海道、南は沖縄まで様々な地域の出身の利用者様と接します。

その利用者様との会話、コミュニケーションを深める為に地名や名産、出身著名人、名所なども知るようにしていきました。

そういった事は今の自分自身に活きています。

そう考えると、仕事を通して成長することは、どのような仕事でも向き合っていけば当然の結果であり、何も介護福祉の仕事だけ特別というわけではありません。

そういった事に介護福祉事業経営者が気づいていくことが少ないように感じます。

誤解を恐れずに言うと「やりがい」だけで飯が喰えるか!自分の成長が報酬に直結しないで成長を実感できるのか?ということです。

介護福祉業界では給与が低いという不満が多い割に、では頑張っている人のみ昇給します、賞与を支給します。というと拒否をしたり、又は昇格させると自分には難しいと言って退職したり、辞退したりということも少なからずあります。

I型とWe型に分けるとすると、Iという私が主でなく、Weという私たちという考えが基本になっているからです。

これは業界特性として、個より公を重視する人が多く、そういった人だから介護福祉の仕事が出来るとも言えます。

そういった人材の業界特性を考えると、管理という概念を多用に持つ必要があると感じます。

 

広辞苑では下記のような訳でした。

かん・り【管理】
①管轄し処理する事。良い状態を保つように処理する事。取り仕切る事。
②財産の保存・利用・改良を計ること。
③事務を経営し物的設備の維持・管轄をなす事

かん・り【監理】
①監督・管理する事。とりしまり。
かん・とく【監督】
目を配って指図をしたり取り締まったりする事。

 

自身は良い状態を保つように処理する事。という箇所がポイントだと感じました。

管理をする内容にもよりますが、多くの業務に必ずといって良い程、人が関わっています。工場などの機械の管理でも多少は人が関わっていると思います。

以前、携帯電話でメールを打つ時がありました。
「管理者の皆様へ」というように打ったのですが、変換ミスで「管理」が「感理」と見慣れない文字で出ました。

続いて「かん」で変換してみました。
面白い事に沢山の「かん」が有りました。
これは良いな?解釈を自己流に変換してみよう、と思い自分で下記の字で「かんり」を考えてみました。仲間を理解する時、又、状況によって使ってみようと思いました。

 

私が思う管理するは
四角四面に理屈だけでは難しい。意味を伝える事。
同じ事柄を伝えるにも状況、環境によって変える事。
やむを得ない状況であっても厳しくせざる得ない状況がある事。
などです。

 

管理について深く考えてみました。

それに加えて自己解釈で下記のような考え方をする時もあります。

「感理」=感動し理解する
→相手の行動に感謝し思いを伝え管理する

「勘理」=直感で理解する
→理屈でなく、気持ちで理解し相手と接し管理する

「観理」=観察し理解する
→様子、状態を見ながら管理する


「歓理」=楽しみ理解する
→辛い時にこそ、喜びながら向き合い管理する

 

「間理」=少し間を変える
→少し間を空けてから管理する

 

「寛理」=広い心で理解する

→自分の度量を試し、ゆったりとした気持ちで管理する
 

解釈は間違っているかもしれません?
 

しかし、辞書に書いてある訳だけでなく、当て字等入れて考えてみると違った視点が持てる時もあると思います。

 

ありがとうございます。

 

今週の台風、出張に影響が出ないことを祈ります。(笑)