目的は?
一つのことをやり遂げている人は、応用すれば何でもできると思います。
スポーツは「試合に勝つ、優勝する」など、目標が明確にみえます。
仕事でも、お客さまに喜んでいただく、できないことをできるようになる、売り上げ目標を達成するなど、目に見えやすい目標もあります。
しかし、その目標を最初に達成したときは充実感や達成感があります。
慣れてきてその繰り返しになると、気持ちがマンネリ化してしまうこともあります。
そういった繰り返しが、飽きやモチベーションの低下につながります。
大切なのは、目標に合わせて目的をどうもつか、どう認識するようにするかを自分自身で考えられるようにすること、同時に、上司として新入社員や部下に目的を考えられるように促すことが大切だと思います。
それでは、目標と目的の違いは何でしょうか。よくたとえられる話を記します。
建設現場で働く3人のレンガ積みの男がいました。
そこを通りかかったある人が、彼らに「何をしているのか」と尋ねました。
1人目の男は「レンガを積んでいる」と言いました。
2人目の男は「カネを稼いているのさ」と言いました。
3人目の男は「町の大聖堂を作っているんだ!」と言いました。
1人目の男は、仕事を「作業」としています。
2人目の男は、仕事を「稼業」「職人」としています。
3人目の男は、仕事を「使命」として感じています。
3人目の働く意識は、大聖堂建設のため、町のためという目的です。
目標はレンガを積むこと。しかし目的は違います。何のためにレンガを積むのかが重要です。目標に意味、意義、使命がプラスされてこそ、目的になるのです。
自分自身の仕事の目標を見失いそうなときは、再度、目的と自分が行うべき使命と意義を考えることが大切です。
先程、飛行機で羽田に着陸
夜景が綺麗でした。