岩手県視察
4月15日から17日にかけて主催するデイサービス研究会のメンバーと
岩手県大槌町、釜石市に行きました。
前日(14日)の熊本地震があり、熊本のメンバーは参加できませんでした。
こうした時期・状況での視察は、より臨場感がありました。
東日本大震災で被災された介護施設の視察と当時の状況、防災への備えについて伺いました。
訪問させていただいた施設は、特別養護老人ホームらふたぁヒルズ様です。ユニットケアを行う施設であり、各フロアごとに入口や装飾などに工夫がされております。
施設のなかにはヘリポートもあります。また、ヘリコプター用の燃料の備蓄まで行っています。
以前、私がこの施設にお伺いしたのは2013年4月10日です。そして今回お伺いしたのが2016年4月15日です。下記は、各々の時期の施設から見た風景です。
2016年4月15日撮影 2013年4月10日撮影
奥に見える津波の爪痕は少しずつ整備が進んでいますが、
未だに仮設住宅に住まわれている方も多くいます
4月16日は盛岡に向かい、一般社団法人岩手介護コミュニティ協会の勉強会に参加しました。この岩手介護コミュニティ協会は、2013年度に私が岩手県から委託を受けてコンサルティングを行う際に設立した団体で初代代表理事を務めました。
2014年度にプロジェクトが終了し、現在は2代目の藤原代表理事が運営しております。こういった地域の団体が活発に活動していることは嬉しいことです。
特に、介護事業は他の事業とは違います。要介護状態の高齢者の安全の確保、そして避難時のケア等の役割もあります。そういった万が一の際にどういった対応を行うか?
防災訓練だけでなく、災害時から数日間のオペレーションの確認もしておくことが必要と感じました。
下記は、岩手の人気パン屋さんの福田パン