デイサービスの多様化
お泊りデイ カジノデイ リハビリデイ 短時間デイ
など同じデイサービスと言っても多種多様になってきました。
私がデイサービス事業を開始した、
今から12年前の2003年にはこういったデイサービスは殆どありませんでした。
当時の事業所数も全国で13000事業所ほどでしたが、
現在では40,000事業所を超えています。
凄い伸び率で、大手コンビニエンスストアのセブンイレブン、ローソンなどよりも数が多いのです。
セブンイレブン 18099店舗 ローソン12276店舗 合計30375店舗
ここ数日は、神戸市がパチンコや麻雀を主体としたサービスを行っているデイサービスを規制するという事がテレビや新聞でも掲載されています。
私自身の考えは、利用者様が喜んでいる、それが社会参加を促し、認知力を維持させ、生活の質を向上させ、家族の介護負担の軽減になり、利用者様本人が生きる楽しさに繋がっているのであれば必要だと感じます。
ただし、6時間のサービスのうち、3-4時間もパチンコや麻雀をし続けるサービスであれば、それはデイサービスとは違うと感じます。
介護保険事業で行うのではなく、自費で行えばよいとも感じます。
保険給付されるゲームセンターのようになってしまってはデイサービスとは言えないと行政に判断されてもやむを得ない一面もあるのかもしれません。
どんな事業でもそうですが、人気が出ると模倣されます。
事業性を考え模倣することも時には必要です。
しかし何故、カジノ型デイ、お泊りデイ、リハビリデイ、にしたのか?
という理念が必要だと感じます。
福岡市にある「宅老所よりあい」さんは、利用者の要望から自社の使命感から宿泊を受け入れるようになったという経緯があります。
下記のホームページは勉強になります。
http://yoriainomori.com/?page_id=2
お泊りデイなどは、フランチャイズが多く、一般のデイサービスと差別化するために「お泊り」を行うという事業所が増えました。
そして「お泊り」も増加し珍しくなくなると、今度は「リハビリ、機能訓練型デイ」が流行っていそうだからと模倣するという事業所が増加しました。
今度は放課後デイでしょうか?
理念や使命からコンセプトに繋がるのではなく、売上、事業性重視から作ったコンセプトで行うから質が下がるのだと感じます。
流行っているから模倣する。
模倣するにも、事業性だけを模倣するのではなく、何故、その形態に行きついたのか?
という経緯を見て、そういった理念も言葉だけではなく意味を理解し模倣すべきです。
そして自社に合うようにアレンジしていくべきだと感じます。
デイサービス業界は衰退期です
下記のブログ記事参照
http://ameblo.jp/eichi-eru/page-8.html#main
だからこそ、新しいものを創造していく必要があります。
今は力を蓄えて、準備をしていく時期だと感じます。
何かサービスを考えるとき、新商品を考えるとき、新しい取り組みを始めるときに大切な事は何か?
私が師事している、神田正典先生が仰っていた言葉があります。
社会性=利他性
という言葉です。
利己的でなく、利他の気持ちを持って事業を考えればヒントがあるという意味です。
デイサービス研究会満員
http://eichieru.com/seminar/150904.html
1社増やします
1社1社と向き合いたいと思います
現在、決まっている予定と内容です
参加法人のニーズに合わせて構築していきます
現在の申込み法人の都道府県
沖縄 鹿児島 熊本 静岡 山梨 群馬
決算待ちー1社
社内検討中ー4社
2015年12月
開催場所;鹿児島
内容;2016年に向けて事業計画作成とビジョンの確立 一年間の目標 忘年会
2016年
1月 開催場所;熊本
内容;ブランディングの方向性とUSP
→12月に経てた事業計画を基にブランディングをどう行い、どう進めていくか?
2月 開催場所;沖縄
内容;スタッフのマネジメント方法
→困ったスタッフ対応方法を考察します。同時にスタッフ育成の仕組みの構築を行います。
3月26日 開催場所;未定
講師;小濱先生
徹底して記録の書き方や実地指導対策、今後のコンプライアンスなど指導して頂きす
4月 開催場所;岩手県被災地見学
5月 開催場所;
6月25日 開催場所;
講師;小濱先生
7月
8月 未定
9月3日 講師;小濱先生
10月未定
11月 未定
12月3日 講師;小濱先生