人間関係は生きがい
会社を経営していると自分以外の管理者が同僚や部下との関係で悩む姿を見ることが多々あります。
立場としての指摘は間違っていないのですが、正しい事とも言い切れないと感じる事もあります。
仕事や何かを行う事の多くは1人では出来ないことが多くあります。
何かしらの人ととの関わりで成り立っています。
そういった人間関係の中で其々の立場があります。
自分は間違っていない!
それは良くない!
規則だから!
そういった正義感や正論だけで割り切れない事がどんな人間関係にもあります。
秩序や常識を逸脱した時に正義感を持ち、正論を伝える事は大切な事だと思います。
しかし、人の感情は良くないと分かっていても、
良くない行動を続けてしまう事がどんな人にも少なからずあると思います。
喫煙や飲酒等や何かを頑張ろうと思っていても、怠けてしまう事もその一つだと思います。
ちょっとした息抜きが大切な時もあります。
仕事でもミスした当人が分かっている事を、
同じミスをして欲しくないという気持ちで感情が先走り、指摘してしまう事。
本人も辛いし、言った側も気持ちの良いもでは無いと思います。
「正論必ずしも正論ならず」という言葉があるように少し心に余裕を持っていく事が時には大事だと思います。
人は感情があるから喜びや悩みがあります。
しかし、マイナスな感情に振り回されてしまうと人生そのものがつまらなくなると思います。
そうなってしまいがちな時もありますが、向き合っていく事に成長があるのだと感じます。
特に人との感情のぶつかり合いやずれは、話し合ったり、相手の気持ちを良く考える姿勢を持つように努力することが必要だと感じます。
その為には「雑談」も時には重要だと感じます。
打ち解けあう事で気づく事も沢山あります。
感情をどう、受け止めていくか?
一生の課題だと思います。
若い人達はよく「生きがいがない」と言います。しかしそれは当り前な事です。孤立した人には「生きがいはない」生きがいとは人間関係です。 石川達三
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