マイナンバー制度と介護事業所 | 辻川泰史オフィシャルブログ「毎日が一期一会」Powered by Ameba

マイナンバー制度と介護事業所

17日、熊本にて、クロスフィールズ人財研究所の三浦先生に、

マイナンバー制度に関する研修をお願いしました。


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正直なところ、マイナンバー制度については、どういった内容で、何が目的なのかがわからない状況でしたが、研修を受けて何となく理解できました。中でも、民間事業者が行う準備として、下記の点が重要であると感じました。


適正に取り扱うための社内規定の構築
→責任者の設置、責任の明確化、報告連絡体制の強化、整備


・会計システムなどへの対応

・個人情報の安全性の向上
→漏えい防止策、アクセス制限

・社内への研修
→マイナンバーへの理解と周知と取り扱い方法の厳守


マイナンバーに関して安易に考えて対策を怠ると、番号法などの問題にぶつかる可能性もあります。多くの介護事業所では、社労士や税理士の先生と顧問契約をしている場合があります。先生に委託しているから大丈夫という認識では不十分です。事業者は、委託している機関(社労士、税理士)に対する監督責任も生じるといいます。しっかりとした対策ができる社労士の選定も必要になります。

 研修の後に、私の友人でもあるACEの緒方社長が開設する有料老人ホーム「たいじゅ四方寄」を見学させていただきました(5月開設予定)。緒方社長は29歳で介護福祉士、社会福祉士、ケアマネジャーの資格を取得した、介護職出身の経営者です。日本でも最年少の部類で福祉資格をすべて取得した経営者ではないかと思います。

 たいじゅの理念である「あーたがおってよかった」とは、あなたがいてくれてよかったという意味ですが、利用者にとって必要な存在でありたい。高齢者を人生の先輩として尊重、尊敬し、感謝の気持ちをもって接するという想いが込められています。

 想いを形にすることを実践されている会社であり、とても勉強になりました。



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