情報の目的
情報収集の大切さ
私が介護業界に進もうと決めた18歳の時、今から18年前ですが
その際に今のようにITは普及していませんでした。
介護業界について、資格や学校などについて調べるにしても図書館や本屋に行き
専門書コーナーで探したりしました。
しかし、
ITが普及した現在は、情報を得ることは簡単です。
情報は知っているものに有利に働きます。
ただ、その情報の質によります。
1つの物事に対し、それを様々な人が解釈をし発信しています。
介護業界の情報も様々です。
介護業界の情報はどうでしょうか?
特にインターネット上の情報には気を付けるべき事が多くあります。
その一つは出所です。
介護ビジネスが広がった昨今は模倣し、コピペしたりする事は参照先を明確にし、
誰のものかを明らかにし、自分のブログやサイトで発信するのであれば閲覧者に対しても信頼できる情報にもなります。
自分のノウハウのように広めている場合もあります。
発信者の実績なども見て判断すべきです。
また、その情報の正確性です。
インターネットで多く広まっている情報だからと言って正しいとは限りません。
発信者の状況や解釈が正確で正解とは限りません。
多くの情報を収集して判断をする必要があります。
戦国武将は多くの情報を得ることを大切にしていました。
旅芸者、僧侶、商人などが自分の治める土地に来た場合は、
どこの武将はどうだ!ここの武将は名将だ、ダメだ。
こういった商売が、どこどこで流行っている、何が名産だ。
どこの武将と、どこ武将が政略結婚した。
などの情報を得ていたといいます。
また、忍者のような諜報活動や情報収集の部署もありました。
織田信長が今川義元を破った桶狭間の戦いでは、今川義元を打ち取った毛利良勝という武将よりも、
桶狭間に今川本陣があるという情報をもたらした簗田政綱という武将を第一の功績者としたそうです。
多くの名将と言われる武将が情報を大切にし、重要にしてきました。
その情報も誰が得たかにより解釈が違ってきます。
尺度や性格によって、情報の報告の際にニュアンスが変わってきます。
これは現場のスタッフの報告という情報でもどうようです。
そういった情報を得たら、様々な角度から取捨選択をし決定していくことが重要だと思います。
しっかりと、判断しないと、「うわさ」
という情報を正確なものだと鵜呑みにしてしまう危険もあります。
行政からの通知頼り、知っている人からの情報、
確かにそれも大事な情報の一つです。
しかし、自ら情報を得るための努力が少ないような気がします。
それは、介護事業所自らの情報発信の低さという事にも繋がっています。
現場の声を無視している!
とよく言いますが。
現場の声を、知り合いのみ、社内のみ、グループのみで
発信したところで届き難い場合もあります。
個々の事業所自体が其々の考えや方向性を持ち情報を発信し
そして情報を得る努力が、今後より求められてくると感じます。
情報を得て、活用する!
Pドラッカーも言っています!
「情報の目的は知識ではない。正しい行動である。」
私自身も行動の為の情報を大切にしていきたいです!
情報を得るための行動として下記2点を
まずはお勧めします!
① 専門誌を3誌以上購読する
② セミナーに行く
①に関して
日経ヘルスケア
http://medical.nikkeibp.co.jp/all/info/mag/nhc/
介護ビジョン
http://www.jmp.co.jp/kaigo/vision/
シルバー新報
総合ユニコム
http://www.sogo-unicom.co.jp/senior/index.html
月刊デイ
http://daybook.jp/Frames/frame10.html
②に関して
小濱道博先生
C-MAS
C-SR
☆同じような立場の仲間が必要です(経営者同志も必要)
九州介護事業経営者と研究会を行います(笑)