誇りと傲慢さ
ほこり【誇り】ほこること。自慢に思う事。また、その心。
ほこる【誇る】得意の様を示す。自慢する。いい気になる。光栄とする。
ごうまん【傲慢】おごり高ぶって人を侮る事。見下して礼を欠く事。
広辞苑より
仲間の功績や結果、自分の成果に対して、誇る(光栄とする意)事は大切だと思います。
結果はモチベーションの高揚にも繋がり必要な事だと思います。
誇ってよい事だと思います。自信を持つ事が大切だと思います。
自信=誇り
だと思います。
しかし、それが相手に不快になってしまう状況は何ででしょうか?
「傲慢」になってしまうからだと思います。
私自身、初めて業界紙の取材を受けた時は誇り(光栄の意)に思いました。
しかし、ある時、「調子に乗っている」「若いくせになにが!」という事を言われている事を知りました。
正直、悲しかったです。
自分ではそんなつもりはないのに・・・・・・・・・理解されない・・・・・・
私のBlogを呼んで下さっている方にも似たような経験のある方もいると思います。
誤解、屈折、など自己の意図と違うように伝わってしまう事。
勿論、妬みや羨ましい気持ちもあったかもしれません。
しかし、自分にそう思わせた非もあったのだと思います。
誇りではなく、傲慢に感じられてしまっていたのだと思います。
注目されている時ほど意識して自己の態度、言動に配慮しなくてはならないと感じました。
少しの雑な振る舞いと感じ取られてしまう事で、
「あの人は傲慢だ!」となってしまう恐れがあるという事を痛感しました。
気をつけなくてはいけない事だと思います。
誇り高い人ほど謙虚な人だと思います。
誇りを持ち自信を持つ事は必要ですが、光栄とする感謝の心を持つ事を大事にしたいと思います。
ただ、師匠のK田先生から意図的に傲慢にする時も必要と教えて頂きました。
何か利益を得たい、意図的に自分に言い寄ってくる人を避ける為にも必要だと。
ただ、傲慢さの中に礼儀を持つことが大事だと。
「実ほど、頭を垂れる稲穂かな」
という言葉がぴったりだと思います。
まだ、私は実る前の前の前の段階ですが、より良く実る為には今から心に刻んでいこうと思います。
『人々が懸命になればなるほど、ますます、彼らは腰を低くし、他人から学ぼうとする』 ベーコン
ありがとうございます!