介護報酬改定-通所介護 | 辻川泰史オフィシャルブログ「毎日が一期一会」Powered by Ameba

介護報酬改定-通所介護

介護報酬の改定が決定しましたね。


ケアマネジメントオンライン、キャリアブレインなどで速報してますね。


予想以上に下がったと捉えるのか?


想定内と捉えるのか?


その考え方によって今後の事業の方向性が変わってきますね。


小規模算定の場合、1回のサービスに付、6-8算定から5‐7算定で行う場合は約100単位下がるという事で、10名定員であれば、1日1万円の売上が下がります。


月額で約30万円の減収に!


キツイですね。



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小規模単位数

要介護1の場合

現 状=6ー8→790単位 

改正後=5-7→700単位 7-9→809単位


109単位を取る為に、どうするのか?


7-9算定出来れば、20単位前後上がります。


ただ、7‐9の場合、スタッフの勤務時間、送迎、プログラム等で工夫が必要なります。

詳しくは、私の日経ヘルスケアに寄稿した記事を参照下さい。

http://hl-tokyo.com/pdf2/nikkeiHealthCare2012-01.pdf

 

※事業所本位の7-9算定は、早く帰りたい、又は身体的な負担が大きくなる利用者様の負担が増すだけなので私は反対です。


利用者様のニーズがあり、サービス提供時間が長くなる事で利用者様のメリットがあるようなサービス構築が出来るのであれば、良いと思います。


同時に給付が下がる事で現場職員の給与、待遇に変化が起きてしまわないよう経営者としてビジョンを明確にしサービスの創出をしっかり行う為のスタンスがより求められてきます。


私個人としては被災地の事を思うと事業が存続し経営出来ている事に感謝の気持ちが湧いてきます。


下がった分は被災地の支援に回してもらえれば嬉しいですね。


そうはいっても、これから、どう運営していくのか?


運営ではなく「経営」です。


介護保険の事業は、同じルール、同じフィールドで連携しながら競合している事業です。


経営者の腕の見せ所ですね。


介護保険制度の改正をどのように好機と捉えるか?

介護保険改正に伴い、どのような介護事業が優位なのか?

介護事業の運営、報酬改正について全国でセミナーを開催している小濱道博先生をお迎えして、

セミナーを開催します。


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2012年3月2日(金)13;00-16;00

受講費;1万円

申込先

電話0422-28-1231

専用サイト

http://eichieru.com/seminar/120302.html

申込フォーム

https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=117555